チゴユリ。ほんの20センチほど、和名は稚児ユリとのこと。
小さくて可愛らしいからだとか。林の茂みの中で下を向いて咲いているので
見過ごしてしまいそう。ここに来てから出合った花、毎年楽しみにしています。
マイヅルソウ。葉脈の曲がった様子が、鶴が羽を広げたように見えるから
舞鶴草というのだそうです。小さい花瓶に生けるとほんの10セントほどの
花なのに存在感があるのです。かすかな甘い香りが漂ってきます。
ホウチャクソウ。本当にどの花にも名前がついていて感心してしまいます。
花の形が五重塔の軒に下がっている宝ちゃくに似ているからだそうです。
何時も「どんな人が何を思ってつけたのかなー」と思ってしまいます。
黒湯温泉の奥にタケノコ採りに行って来ました。まだ出始めでピークは
これからでしたがあちこちガサガサと音がして私達の他にも採っている
方々がいました。とにかく熊にだけは会わないように気をつけて・・・
沢には花が咲き終わって里芋のような葉っぱになった水芭蕉がいっぱい。
そしてエゾノリュウキンカも咲き、梅花藻の花も(初めて見ました)咲き
サンカヨウの大群落もあって、ただただ見とれていました。