2011年6月19日日曜日

駒ケ岳に行ってきました。

まだまだ雪がいっぱいあってお花のピークには早かったけれどこの時期
にしか見られないシラネアオイやイワテハタザオ、キミヤマカタバミ・・・・
お客様と一緒に行ってきました。

ここは馬場の小路(通称ムーミン谷)。ヒナザクラやショウジョウバカマそして
シラネアオイが咲いていました。シラネアオイは今が盛りなので見たい時は
春一番に行くしかないのです。
木道脇一帯がチングルマの大群落なので7月中旬ぐらいが最高です。

シラネアオイの大群落の急坂を登りながら女岳(めだけ)を眺めると蒸気が
出ていました。そうここは活火山、40年余り前に噴火したのを思い出して
しまいます。山頂あたりのぼこぼこは登った方が積み上げた石だそうです。

ミネザクラと男女岳(おなめだけ)桜の香りが心地良い。
花と山の間には阿弥陀池があって池の周りにはヒナザクラ、ミヤマキンバイ、
イワウメなどが咲いていました。

シラネアオイの紫が綺麗です。少し白っぽかったりピンク色だったりもっと
濃い紫だったりと色々でした。蕾もいっぱいあってこれから暫くは楽しめそう
です。シラネアオイの大群落は何処も急峻な所ばかり、見たい時はそれを
覚悟して見に行かなければなりません。見てきましたよ。

ヒナザクラ。木道のこんな所にも咲いていました。可愛らしい花です。
何処にもあるお花ではないらしく、この花見たさに駒ケ岳に登る方も多いと
聞きます。

今日も駒ケ岳や大白森登山の方々がエゾハルゼミの声を聞きながら
お出かけになりました。真っ青な青空、一日中良いお天気のようです。
鶴の湯温泉から登り始める大白森方面はネマガリタケのメッカ、
今が旬なのでもしかするとタケノコ採りもしているかもしれませんね。