2011年7月3日日曜日

またまた駒ケ岳のお花です。

駒ケ岳八合目から歩き始めて30分くらいの所、天井の湖のような田沢湖が
見えておもわず「おーーっ!!」と歓声があがりました。
梅雨の晴れ間の眺めにお客様も大感動です。この写真の右側にはブナに
囲まれた山荘の隣の赤い屋根も見えています。山荘はブナの葉っぱに
包まれているので見えないのでお隣の赤い屋根を見つけるのが慣わしに
なっています。
6月初め、あっちにもこっちにもショウジョウバカマが咲いてようやく山の春が
やってきました。駒ケ岳は登山道脇に様々なお花が咲くので一歩一歩が
楽しみなのです。
イワテハタザオ。小さい頃畑にあった大根の花を思い出してしまいます。
こんなにいっぱい咲いていたのは始めて、6月初めに登ったことがなかった
ので山は何時もと違った姿でした。
残雪もとっても多く滑らないように気をつけて歩きました。

ミヤマスミレとコミヤマカタバミ。里は黄色いカタバミ、山荘の周りは葉っぱも
お花も大振りの真っ白いミヤマカタバミ、そして駒ケ岳にはこれまた違った
お花。白いお花に赤い線が入っていて別物でした。ミクロも撮れる立派な
カメラを持ったお客様はいとも簡単にパチリ。見せていただきその赤い線の
見事さにうなってしまいました。誰から教えてもらうのかこの姿、本当に凄い。

ミヤマキンバイ。絨毯を敷きつめたように咲いていました。

皆様駒ケ岳登山にご出発。それぞれ、思い思いに東北の山を歩き回って
います。乳頭山だったり森吉山、焼石岳、八幡平だったり岩手山、早池峰、
八甲田・・・60代、70代の皆様が嬉々としていてお元気です。

「私もそろそろ夏のお花を見に行きたいなー」と思う今日この頃です。