2011年8月17日水曜日

それぞれのレクイエム(安息)

ブルーベリーの摘み取り園が終了した8月。やっと雨!夜中降り続く雨。アジサイの消えた色にも雨の雫。東屋庭オカメアジサイ。あまりカリカリで撮影をあきらめた所でした。雨、心静める雨。命の再生開始の雨。庭の冬と春を思いながらショット!

3/11の震災。新雪が降り寒かった日。被災地は、未だ発見されず海に大地に身を託した命で一杯です。わらび劇場、わらび座の公演ロビーには、いつも義援金の箱。一作品一作品にお客様の心も託されます。雨の雫。広島の”水一滴”アンネの薔薇

今年のムクゲ。研究所庭。レクイエム。ひと夏鳴き続ける虫たち。鳴く事は、生きる事。仲間を呼び、命を託し、ひと夏だけの命。わらび座公演”つばめ”の作品に主人公”チェビ”という女性がいました。ムクゲのカンザシ。チマチョゴリの舞。

純白のムクゲは、社員寮(旧わらび座保育所)前に開きました。アテルイ夏の公演が終わり、エミシ一人一人が、生き生きと舞台から飛び出してきました。生き抜いた者の”誇り”宿る夏。”忘れないでくれてありがとう!”は、おもひでぽろぽろのセリフ。

エコニコ農園ブルーベリー園終了。”大きくて美味しい!”暑い30℃を越す防鳥ネットの中、一日中朝から一粒ずつ摘み取られた人間の”手作業”。この地を訪れ、摘み取る楽しさ、幸せを残したい。幸せな”時間”こそ後世に!永久に瞬く星。