2011年8月24日水曜日

処暑、なごり。

エコニコ農園事務所前。”アサガオ”のカーテン!少し雨が続き、しっとり。エコニコ農園は、ブルーベリーも花壇も”土”が際立ちます。微生物と共生して来た歴史。土作り。葉の色、花の色、絶え間なく与えたられた”水”。声かける愛情。

ホテル前縮小庭園。暑い夏が終わり少し離れた場所から、この庭の木々に手を合わせ、この緑が無かったら、今年の”節電”の夏は、どんなに辛かったろう..と思います。宝石の様に”ナツハゼ“の実が雨に光ります。秋に向かい真っ黒に熟す”実りの約束”

木々に守られた足元の山野草。”ヤマジノホトトギス”。花火の頃、まるで打ち上げられた花火の”一瞬”を表現するように花を咲かせます。ホテル前庭では、次々と秋の準備、来春の花が誕生しています。一つの命に遠い未来を見せてくれる庭。

遊歩道沿い”秋の草花コーナー”。ガラス細工を思わせる”ツリガネニンジン”。秋の雨。ススキの穂が出始め、万葉の雰囲気を醸し出す”萩の花や葉”。ミズヒキ、キンミズヒキ、ムササキシキブと決して派手ではない”美しい花たち”が風に揺れます。

アジサイの終了は、例年”墨田の花火”。今年の猛暑と雨の少なさに墨田の花火は色を出せずに終り、東屋庭に、この雨を受けて、”なごり”のアジサイ。深い緑に紫。時代を遡るのは、”懐かしさ”だけではなく、”捨てる”事の無かった”日本”に辿り着きます。