2011年12月18日日曜日

何時ものように冬景色。

気温がプラスになってほわっと暖かい午後「こんな日は散歩しなくっちゃ」と
ぐるっとまわって40分、山荘の周りをうろうろしてきました。何と田沢湖の
向こう側に鳥海山が見えました。この山が見えるとお天気は下り坂です。
きっと明日から毎日のように雪が降って青空も見えず気温もマイナスで寒く
なることでしょう。刻々と変わっていく山のお天気、雲がどんどん駒ケ岳の
方角に流れていました。少しピンク色になって綺麗な夕焼け空。

あっという間に日が暮れてさっきまで見えていた鳥海山は雲の中に隠れて
しまいました。雲間から差し込むお日様の光が湖面に映って何とも神秘的
周りの山々もシルエット状になって夕暮れ、気温も大分下がってきました。

今にも沈みそうなお日様が田沢湖方面の雲間から顔をチラッとのぞかせて
一条の光が差し込んできました。男岳(おだけ)山頂、男女岳(おなめだけ)
山頂にその光があたって輝いていました。山頂は雪煙が舞い上がっていて
冬の厳しさが漂っていました。「寒いだろうなあー」

朝の気温はマイナス7度、こんな日は窓ガラスにビッシリと雪の結晶がつき
なかなかいいもんです。窓越しに見える景色も何時もと違っていました。

冬山を楽しみに来たというお客様が鶴の湯温泉から入っていく山、大白森
方面にご出発されました。「無理をせず林の中を歩きまわってきます」との
こと。昨日も今日も同じ所のようです。ただ歩き回るだけで色々考えさせて
もらえるのがいいですね。自然はそんな力を持っているように思います。