2011年12月21日水曜日

冬至!”生きる事”

冬至の季節。二十四節気は、自然と共に暮してきた人間の知恵が織り込まれています。収穫したカボチャを使って、身体を労わります。一年の終わり木々は眠りにつき始めます。ホテル前花壇。シロタエギク。クリスマス前、雪を乗せたような色合いに!

エコニコ農園と造園共同事務所(旧いなほ寮)。薪ストーブが外仕事で濡れた作業着を温めます。冷え込んだ身体も、温かいお湯が喉をほっとさせてくれます。薪は、大道具さんのセットリサイクル。庭木の剪定木。敷地内を綺麗に循環(エコにこ)。

どんな物も最後まで役に立つ。そして、本当に最後は、土に帰します。土の中で微生物や小さな生物が新しい土を造ります。太陽に手を合わせる心。木々に手を合わせる心。ブータンの王様の合掌姿にジーンとしました。ニシキギの実。

3/11の震災から、決して前に進むことを止めなかった”わらび劇場”があります。来る毎の困難にも、スタッフで力を合わせ、励まし合い、例えどんなに小さな歩みでも、進み続ける事の凄さ、尊さを感じる一年でした。イルミネーションも輝いています。

敷地内の伐採と枝下ろしです。雪が積もったら”起こる事”を想像しながら、樹の切り方を決めて行きます。わらび座60年!このケヤキは、40年。枝先は、田沢湖ビール農園の水はけを助ける暗渠になります。必ず訪れる”春”へ!