2012年4月17日火曜日

穀雨!切り開く生き方。

寒い冬。寒い春。地温を教えてくれる”片栗の花”。喫茶”海つばめ”時代から、喫茶“片栗花(かたんこ)”と続いた場所が、お客様の朝食会場へと移行します。沢山の歌が木霊した場所。沢山のお客様が、語り合った場所。永遠の思い出!

残雪の中、次々と早春の顔!ここは、ホテル裏林。手付かずのコナラ林が広がり、ここには、多くの野鳥が巡回しています。人が手を出す、人が手を出してよい限界を教えてくれる”美しい”自然林です。福寿草の美しさには、溜息がでます。

春一番の水仙は、どこで花を見せてくれるかな?と思っていました。芸術村一番は、経理の窓辺!二番手は、ホテル売店前花壇でした。工事の大きな音に萎縮する事もなく、伸びやかに強く咲く水仙。太陽を感じたから花を開く。

ホテル前は、様々な工事が入り組んで進行。通行止めの入口を避け、庭の横から侵入(笑)。咲いています!咲いています!ショウジョウバカマ。キクザキイチリンソウ、片栗、ウスバサイシン。オオウバユリ、ニッコウキスゲも葉を覗かせています。春です!

同じ花でも場所により個性が違う。2粒の種が同時に運ばれ芽だししたのでしょうか?同じ根元に二輪の花。ホテル前縮小庭園は、近くの山々の風景を縮小して設計され植栽があります。それから十数年。その子孫が、自ら場所を選び形を作ります。