2012年5月2日水曜日

人の心と奇跡!

ホテル前縮小庭園。キバナイカリソウが顔を出しました。今年の桜は、自然界からの人間へのエールでしょうか?年月をかけて土を育て桜の病を治療しました。狭い庭の太陽を求めて伸びる枝を整えました。冬鳥も渡れなかった寒い冬。”満開の桜と奇跡”

シラネアオイ(白根葵)。土を選ぶ花。どんなに美しくとも、どんなに身近に置きたくとも咲ける場所、育つ土がある。相手の心を知って初めて”庭”へ根付いてくれる花たち。”思い出”を一輪の花に描き生きる。”愛でる心”教えてくれた人があります。

ヒトリシズカ(一人静)。”雪の山越えは、女子の足ではとても無理”。わらび劇場で上演された”義経”。その中の登場人物”静御前”。ひとりしずかは、静御前が吉野の山に舞う姿を名前に付けられています。近隣の山々の風景と可憐な花たち。

”桜吹雪、夏の夜空”と歌ったのは、冬の小劇場作品”竹取物語”のかぐやでした。満開に咲くソメイヨシノ。雪の女王様の名をあげたいほど。今日は、その下を通る人たちを桜吹雪で染めています。芸術村の庭は、わらび座作品と共に歩み続けます。

人の心”懸命に生きる”人の心が起す奇跡!劇場の階段を50プランターの花が並びます。朝10時には、太陽の光全てが断ち切られる場所。週に一度全プランターを日向に動かす”わらび劇場スタッフ!花を咲かせた人たち。小さく強い”誠実な心”。