2012年9月26日水曜日

地図を照らす!秋分。

 宮城野萩(ミヤギノハギ)。ホテル前。紅葉を前に”ハギ”が満開に咲き始めています。萩の下草を綺麗すると、秋の光を受けて”透かし絵“の様!人生の最高の色を出す季節”秋”。収穫と種蒔き!冬支度。
 遊歩道のハーブ花壇の縁に植えた”イヌサフラン”。彼岸花のように春は緑の葉だけ、秋は”花”だけを見せます。その時々に最高の良さ、美しさで自分を主張する花たち!秋の光だから”透明に”輝く美!
 人生と言う”地図”。迷路。迷っても、自分で地図の見方が分からなくなった時でも他の人が灯りをくれたりします。遊歩道の菊!一番咲きは”ピンク”。あちこちで黄色、紫、白と順番に咲いて行きます。秋はゆっくりと。
 わらび劇場”遠野物語”。何故、今、遠野?なのか?”忘れない”は、作品からのメッセージ!”おもひでぽろぽろ”では、”思い出”が原石。”河童”が子ども達ならば、歌う小鳥たちは、歌を愛した人たち。声を聞くだけで安らぐ庭。遊歩道

2012年9月19日水曜日

文を持って武に報いる!

メランポジューム。わらび劇場階段プランター。メキシコ原産。根が広がれば、こんもりと咲く!地下で手を繋ぐ花たち。同じ大地に生きる。
ナデシコ。色とりどりの神様。子どもが生まれると庭に”桐”の木を植え、嫁入りの”桐ダンス”。座敷わらしは、赤い着物。
”つばめ”朝鮮通信使の物語。”国と国との争いなけば、””文を持って武に報いる”見事な凱旋。チェビの思い出 ”ムクゲ”
”紫の桐の花”遠野物語。高貴な色。破壊ではなく過去に蓋をするのでもない”友愛”を!真実は、1つ!”紫式部”の花。遊歩道。河童。渦巻く歴史の決着。

2012年9月18日火曜日

おかしなカッパ出没中!



「遠野物語」が始まってから
時々見かけるカッパ


個人的には
座敷わらしに会いたいなと思いながら
そっと観察しています


この日は芸術村内の温泉館に出没


「あっ!お客様だ・・・」




そして静寂の世界へ



何度も芸術村へ足を運んでいただければ
あなたもきっと会えるはず


ただし


会えたからといって
特にご利益はありません


次はいったいどこに出没するのか?



興味がわくような・・・
やっぱりわかないような(笑)



「遠野物語」は絶賛上演中!
皆様のご来場お待ちしております!






2012年9月13日木曜日

わらび座も参加


毎年9月の7日、8日、9日と仙北市の旧角館町地区では
「角館のお祭り(角館の曳山祭り)」があります。

祭りでは各丁内から武者人形や歌舞伎人形をのせた
18台の曳山が曳き廻されます。

地域の繁栄や商売繁盛、無病息災などを祈願する際に奉納される
優雅なお囃子と手踊りの「飾山囃子」
そして古く狭い道の通行権を争う勇壮な「山車(やま)ぶっつけ」
このお祭りの見せ場です。

                     (2008年の山車ぶっつけ)     


どうしてそんな話をするの?
と思われた方!!

なんとそのお祭りにわらび座の役者も数名、お囃子として参加していました。
もちろん「遠野物語」の出演者も数名参加していましたよ。



お囃子には重要な役目があり
曳山は、囃子が鳴っていないと動くことはできません。

9日の夜には全ての目的を果たした各丁内の曳山が自町内に帰るべく
道を進んで行くのですが目的が無い曳山には優先権が無いため
実力行使の「山車ぶっつけ」になるのです。


                      (2005年の山車ぶっつけ)

仙北市の旧角館町には曳山によってできた車輪の跡が
秋の寂しさを物語っています。


これからの仙北市では抱返り渓谷、武家屋敷の紅葉がオススメです。
ぜひ遊びに来て下さいね。



2012年9月12日水曜日

白露の輝き!

劇場スタッフが植えた”ミニヒマワリ”。わらび劇場に中国の歌舞劇院の皆さんがいらっしゃると言う事で、劇場ステージから”全てのセット”が一時、外へ出されました。かつてベトナムの方たちを迎えた時代もありました。”おもてなし”の伝統!

”河童”。遊歩道。創る人に似るのかも。のんびりした可愛らしさ。9/12.命は巡り、子どもたちの成長は、いつの時代も”時の流れと希望”を感じさせてくれます。”生きていれば!”。鎮魂の心が生んだ無数の”遠野物語”と言う民話。

小劇場(旧記念館)庭。広島で被爆者語り部の方から、わらび座合奏団のスタッフに託された”種”。大きく成長し昨年初めて実り、今年は足元が種一杯!空へ昇った魂は、心を繋ぐ人たちに生かされ、消える事の無い歴史の1ページ!

一雨降るごと秋の風。大道具さんが今年制作場の回りに植えた花たち!朝顔、ひまわり、コスモス。”植えても良いかなあ?”と話してくれた時は”夢”でした。夢を育てる人の心!人の力。朝霧がかかり、春に咲いた花が再び咲く”奇跡の秋”。

わらび座の喫茶店”海つばめ”から、片栗花へ。ホテル改装と共に、お客様のニーズに答え広く空間を取ったロビー。喫茶は無くなってしまったけれど、インテリア”さえずり”、大きな蔦と樹から彫り出した”森に遊ぶ小鳥たち”がロビーへ!!










2012年9月7日金曜日

大夢敦煌!



舞劇「大夢敦煌」

わらび劇場で上演されました!




秋田県・甘粛省友好都市30周年
秋田市・蘭州市友好都市提携30周年
わらび座創立60周年記念事業
 文化庁「優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業」




中国版『ロミオとジュリエット』

すばらしい舞台に客席も総立ち
カーテンコールはなんと5回もありました





両国の間に壁はない
いえ、それを乗り越える感動の力


わらび座『アトム』が中国へ
蘭州歌舞劇院『大夢敦煌』が日本へ
という相互の公演

秋田県と甘粛省の結んだ絆が
30年の時を経て
二つの劇団の運命的な出会いを
演出しました

人生の友

また会える日を
楽しみにしております


そして
9月10日からは「遠野物語」を再開します


こちらもご期待下さい!







2012年9月5日水曜日

森林セラピー基地!

新しく改装されたホテルロビーフロント!フロントに大きな窓が付き、まるで森林の中。フロントのバックに写る林は、わらび座が出来る以前の自然林。コナラ、山桜、レンゲツツジの林。ロビーを木目色に統一した事で空間が憩いポイントに!

ゆぽぽ内庭日本庭園内のサルスベリ(白)が種を落とし発芽した物をそっと、庭の端に植えておきました。今年、鉢上げし純白の花が付きました。来年は、ホテルの玄関に飾れるかな?芸術村の庭は、森林セラピー基地!日々生まれる命。

今日は、中国から”大夢敦煌”公演の方たちが到着し、明日の公演に向けてスタンバイ。広い中国大陸から日本、東北、この奥羽山脈に抱かれた神代で、どんな風に感じられるのか楽しみです。劇場へ向かう庭は、”セラピーロード”。

わらび座60周年の年。震災。60年の祝いに中国の蘭州歌舞劇院を向かえます。ベトナム、中国。時を経て訪問国が続きます。文化は、国の風土が生み出した奇跡!歴史も心も今を生きる人たちに伝えられ肉体と魂が花開きます。コスモス。

小劇場(旧記念館)庭。ムクゲ八重咲きプルチェリマス!手が届く下枝に花が開きます。ムクゲは一日花。一瞬の輝き!舞台は、演じる者にも、観る人にも”一期一会”。わらび座60周年の橋。歴史を魂で感じ取る。大きな樹に守られ呼吸する今一瞬。