毎年9月の7日、8日、9日と仙北市の旧角館町地区では
「角館のお祭り(角館の曳山祭り)」があります。
祭りでは各丁内から武者人形や歌舞伎人形をのせた
18台の曳山が曳き廻されます。
地域の繁栄や商売繁盛、無病息災などを祈願する際に奉納される
優雅なお囃子と手踊りの
「飾山囃子」、
そして古く狭い道の通行権を争う勇壮な
「山車(やま)ぶっつけ」が
このお祭りの見せ場です。
(2008年の山車ぶっつけ)
どうしてそんな話をするの?
と思われた方!!
なんとそのお祭りにわらび座の役者も数名、お囃子として参加していました。
もちろん
「遠野物語」の出演者も数名参加していましたよ。
お囃子には重要な役目があり
曳山は、囃子が鳴っていないと動くことはできません。
9日の夜には全ての目的を果たした各丁内の曳山が自町内に帰るべく
道を進んで行くのですが目的が無い曳山には優先権が無いため
実力行使の「山車ぶっつけ」になるのです。
(2005年の山車ぶっつけ)
仙北市の旧角館町には曳山によってできた車輪の跡が
秋の寂しさを物語っています。
これからの仙北市では抱返り渓谷、武家屋敷の紅葉がオススメです。
ぜひ遊びに来て下さいね。