2013年9月11日水曜日

白露を過ぎて。

ホテル前縮小庭園。秋の山野草。ヤマジノホトトギス。見れば見るほど不思議な形。自然の造形は、本当に不思議。全てに役があり、全てが関わり”命”を成す。”何を恐れる。今までの苦行は何の為?”と歌うシッダールタ。
 ホテル山野草。深山リンドウ。朝夕、極端な冷え込みは、朝の露、”白露”を生み出す。大地に落ちる銀の粒!角館に石黒家と言う武家屋敷があり、その欄間に一本のケヤキの”年輪”を波紋にあしらった亀の彫り。
 一枚板に”波紋”を取ると言うことは、それだけの年輪の樹木が必要。杉の木一本5000円ほどで売られる現代。少し以前の時代には、100年の木”一本”を芸術に創り上げる”心と文化と技”が。歴史の伝承!純白に光るムクゲ!
 秋の桜。コスモス。秋の光だから儚げで眩しいほどの美しさを時刻と共に魅せてくれます。花の色は移りにけりな”小野小町。瞬間に言葉を組み情景を読み上げる才能と暮らし。その歌を聴いて驚く感じる人間性!
わらび座の研究生が植えたひまわり!ひまわりは、土を浄化する力が強く、太陽の明るさを持つ。被災地から顔を上げて立ち上がる名も亡き人達の姿を思いながら。エミシと蔑む言葉。エミシを誇りとする言葉。命は1つ!