2013年12月11日水曜日

立冬!を過ぎて。

 ホテル花壇。3年かかってそれぞれに咲きました。初めての場所で”馴染んで行く時間”。土に馴染み太陽や水分の量を察知し、花は伸び伸びと咲く為に模索し影響し合う。人間は、美しさを導くサポーター。
 ホテル花壇は戸外にあっても雨水がかからない場所。”水遣り10年”の言葉。その花により、水の量も加減も違う。やり過ぎても、やらな過ぎても相手を知って初めて花咲く。たった一つの仕事!水遣り10年。
 大地の水!空気中の水!地球に生きる生命は、地球を母体として自ら感じ、考え、判断し生き抜く。そしてバトンを来年へ渡す。立冬。雪が来ては雨が降り、融けては、又積もる。本当の根雪になるまで、繰り返される冬の始り。
 花の色は移りにけりないたずらに、、、小野小町。わらび劇場年内公演を終了し、ベトナム公演への稽古が始まる。ベトナムから息吹をもらい元旦の劇場へ全役者揃っての顔見世口上!希望が待つ春!
ホテル縮小庭園石組み。年月が育てた苔。光が導く斑入りのツルニチニチソウ!それぞれが、一枚の絵を造る。自然はいつも美しく優しい。芸術村の庭。自然と心も体も近い暮らしがあり、そこに生まれる歌がある。色がある。芸術は力強い。