2014年1月29日水曜日

心の扉を叩く!

 冬の小劇場開幕!!”石川理紀之助。秋田から全国へも奔走した農聖。各地で貧農に喘ぐ農村に自ら朝3時の版木を打ち鳴らし、”飢饉は天災ではない”事を各地で証明し、実践して回る。藁が縄に!わらじに!道具に変わる時。
 "走る”。心が走る!理紀之助が1つの農村を救うとあちこちで声かかる!その度に彼がやったのは”版木を3時に打ち、皆を起こす事”。諦める心に版木を打つ!哀しい心に版木を打つ!1つ灯る明かり。1つ、又1つ!
 数日暖かい日。そして又零下。暖かい部屋の中でシンピジューム!新しいバルブ(新芽)も見える。枯れてしまっても、根が生きている。その花、その命の声が聞こえる!”人は少しだけ手助けするのだ”と語る高橋正作氏。
 天保の飢饉。全国で餓死者。湯沢の”高橋正作”。理紀之助が”生涯”師と仰いだ人。その人は、蓄え、炭を焼き、鉱山労働者の支えに村人の”仕事”を生み出す。小劇場に並ぶ"茅”。岩手試験場研究の茅!
伝統文化、技術、手職が消えていく”音”のする現代。命を繋ぐ若者達!技を引き継ぎながらより強い茅の研究。芸術村!お客様には、色んな人が。ホテルロビー!大きな木蔦を使った”さえずり”野鳥の歌!”心の扉叩く!