2017年4月5日水曜日

清明!

 角館武家屋敷!歌と”かな文字”。俳諧、短歌。漢字には、志や、意志、音がある。かなには、流れる心情がある筆文字。鉛筆、ボールペン、キーボード、文字の表現は色々な道具が使われるけれど”筆”ならではの知性、心。
 二十四節気"清明”。雪に押し潰された枯葉を押しのけるように小さな力強い花。ユキワリソウ(雪割り草)。日中は暑いくらい。夜と朝の寒さ。未だ芽吹かぬ木立の中で、光の隙間から優しい色が輝く。
 ホテル前縮小庭園。この庭は、近隣の林道を入って行くと出会う風景を縮小して初代が設計。沢沿いに咲き乱れる山野草。枯山水の流れの頂点には古くは”神木”として使われたアカマツが立つ。キクザキイチゲ。
 温かい太陽に次々開花する山野草!ユキワリソウ(白)。木立の陰、心地良い場所に、木の根元や石組みの間、上手に自分を美しく魅せる。自然の中は感動と芸術。小さなファンファーレが鳴る。
15日開幕!わらび劇場"ジパング青春記”。劇場の階段プランターは"ジパング色”。寒さにこそ咲くパンジー。クリアローズ!三陸大地震の流木に庭木も出演。400年前のメッセージが蘇る。わらび劇場のある庭。