2017年5月24日水曜日

小満。未来への一鍬!

角館武家屋敷!節句人形の中に"武蔵坊弁慶”。五条の橋で999本の太刀を奪う荒くれ怪力無双。義経の臣下となり、加賀の安宅の関での義経打ち、忠義の僧兵。義経篭るお堂の前で矢を受けた”弁慶立ち往生”。
 歴史の種。命は続く。今会えねども、その命の繋がる事を”生命体”に感じる。ホテル裏コナラ自然林。早春咲いた"片栗花"の種。硬い殻が割れ、種が飛び散る!その種は、アリに運ばれ”8年”を経て、次の花となる。
 今年も東北の雪融けの山々に咲いた片栗花。生きる事、生きている事。未来への一鍬!命が他の命と関わり、目に見えぬ、助け合いがある事を土に生きる人間は自ずと知る。どんな命も美しい。
 ゆぽぽ、お食事処ばっきゃ前、コデマリ。真っ白な滝の如し!水の様に、太陽の様に、澱みなく降り注ぎ、流れ行く命。目に見えぬ音が聞こえて来る。それぞれの"理屈”。二宮金次郎。全てが和を成す理屈がある。
東屋庭。マツバツツジ。純白!間も無く”白”の花咲く季節。甘い香り、揺れる花。人の歩いた足跡。作り出す手職。心に残る、他者を想い、守る姿。二十四節気"小満"を過ぎ、命溢れる東北!荒波を超えて母なる海へ!