2018年2月28日水曜日

信じるものに勇ましく!花

 角館武家屋敷!降り続き、凍る二月。里に、ここまで雪が来たのは、どれ位ぶりでしょうか。豪雪が例年の高原では、秋に茅屋根にビニールシートを張り、滑り落ちる仕掛けの伝統、工夫。トタンを使ったレール除雪の工夫。
 35年ぶりアイヌの方達、御来村。あの当時の”わらび座の若者”。弱者を征服する力と"同じ人間”の叫びが地球を巡る。剣の舞。合間に入る神への感謝の舞。掌に心の底から、恵に感謝して生きて来た形が写る。雪と松。
 ホテル前縮小庭園。縁に組まれた石組みの下”ばっきゃ”が膨らむ。雪は豊かな田の恵みを約束するバロメーター。信じるものに向って真っ直ぐに雄しく。庭のあちこちに残る笑顔。ここは、春一番ユキワリソウの咲く場所。
 アイヌ民族衣装!イラクサの棘は、体に入り込む魔物(病)を防御する。迷路だったり、その文様は、一針一針チェーンステッチ刺繍。額のマタンプシ。背の高い、"スーパーかずさん”の衣装も女性が着ると美しい。
田沢湖高原の花!3mにも積もった雪。管理人ご主人が駐車場の雪壁を掘り、灯を灯す。バケツで半氷を作り、その中へ御皿に入った蝋燭。静かに降り続ける雪。幻想的な雪国ならではの、おもてなし。今だけの風景。