角館武家屋敷!ケヤキの欄間座敷を過ぎて奥の蔵に向う。角館を”語る”。何故ここに枝垂桜があるのか。何故、この碁盤の目の町並みなのか?会津へ、水戸へ、京へ、物語は遡る。時代の波、押し寄せ切り開かれた道。
震災の後、劇場に向って植えた”花の道”。雪国秋田!春花咲くまで、何度も雪に覆われる。駒の雪渓が最後の雪に形造られ”コブシ”咲く頃、山が嘶く。人生は一度。けれど、繋がる時間軸。生み出される物語。
雪!水墨画の秋田。太陽の光り、雨の温かさ、地温、地球の体温。全てが揃う頃、ユキワリソウ(雪割草)の乱舞!思慮深い北国の優しさ。自然と共に生き続ける底の無い器の広さ。訪れる他者の行方を当たり前に心配する心。
伊達の三陸大津波。同じ災害。失った物、変らぬもの。雪の中咲き続ける寒椿。わらび座”ジパング”再演!”忘れないでいてくれて嬉しかったよ”海に抱かれ眠る命。”アミーゴ!友だちだ!”若者の真っ直ぐな瞳。乗り越える”愛”
ホテル売店!探してみよう。” 白銀道をゆく ”。空に昇った銀河鉄道の大切な人たち。ここにも、魂が続いている。レトロな喫茶店で、とても大切な優しい時間を味わう心持。わらび座裏方スタッフ、未来を描く”脚本家”の音。