2014年4月30日水曜日

我が宝!

 プルシアンブルー!源内が長崎で手に入れたドイツ発明”舶来の絵の具”。240年前江戸中期の事。ヤエベニシダレ開花!繊細な、爆発的な秋田の春。混ぜて濁らず透明感のある色を感じる心。描いた”秋田蘭画”。
 ”花を咲かせよう!未だ誰も見た事のない花を咲かせよう!”わらび劇場げんないで歌われる歌。クライマックスに、そっと咲く”トゥーリップ!”お千代の花魁道中と鉢に咲く花。”私は大丈夫、夢に出会えたから”我が宝!
 ホテル前縮小庭園では、5月の新緑が弾け、色とりどりに命が呼吸する。ウラジロノキ!葉の裏面が白く、様々な芽吹きの中、銀色に光る!美しいものは美しい。良いものは良い。どんな時代も未来へ響く先達の声!
 ホテル庭。シラネアオイ(白根葵)。山野草の中でも一段と高貴に誇らしく輝く花!土を選び、木々に囲まれてこそ透明な色を放つ。主演、げんないを演じる”葵くん”。親から子へ贈られる美しい名前。わらび劇場に響く魂の声!
静かな朝の光!黒い幹肌なればこそ薄桃色が映える。わらび劇場40年!全国のお客様が生み出した宝!花一杯に輝き続けるリージョナルシアター。満開桜は花吹雪。どんな命も同じ、一つ!今日も木霊する命のゴスペル!

2014年4月23日水曜日

穀雨!祈りの春!

 わらび劇場を望む庭からトサミズキ。大雪で折れ、再生し傷付いても傷付いても立ち上がる。昨日芸術村のソメイヨシノが開花!穀雨。冷たい雨を受け”満開”になるまで、高温を待ち今か今かとはち切れんばかりの蕾たち!
 わらび劇場”げんない”。ホテルロビー入口にそっと生けられた枝と庭の花。舞台を観たお客様がハッと足を止めます。源内、劇中。お千代の桜下の花魁姿。見た事もない花を咲かせたオランダの”トゥリップ!”。
 芸術村に弾けるように咲く花たち!源内に登場する角館出身の小田野直武。秋田蘭画を大成した若者!わらび劇場で見つけた”もろこし画集”あずきと和三盆糖で仕上げたお菓子。直武の絵が型に!
 芸術村から、車で10分程の角館武家屋敷に!なんと!誰もが知る!”解体新書”が!そして、この絵を描いたのが小田野直武と知りました。源内と直武。未知の世界を語り、夢を実現する力!待ち続けた春!祈りの春!
衣装部横に通称”種蒔き桜”と呼ばれるコブシ!桜開花前にコブシに感嘆!真っ白なキャンバスに夢を描こう!天の恵み!地の恵!見えない命の力を感じながら、源内に響くゴスペルが流れる!世界に響け!魂の歌!