2008年10月5日日曜日

気の早い葉っぱから紅葉してきました。

トチって紅葉するのが早いんですね。この葉っぱは黄色ばっかりだけれど赤くなるのもあって
なかなか美しい。このトチの木の周りには熟れたヤマブドウやサルナシの実があるんです。
時々この葉っぱを見ながら「わー綺麗」「凄いよーこの色」とか言ってはいるけれど
手はやはり秋の味覚の収穫に一生懸命なのです。

草むらをと見ると何とムカゴがいっぱい。優しく触らないとポロポロとつるから落ちてしまうので
そっと触って地面に落ちないように手のひらを広げてそこに落ちるようにして・・・
蒸して少し塩を振って口に中に入れるとホクホクしてお芋の香りが広がっていきます。
サルナシはキュウイの味と同じで初めて食べた時はびっくりしました。
どんな木になるのか知らなかった頃、落ちているサルナシを拾って食べていました。
ヤマブドウやアケビみたいにつるなんですね。大木にからまって上の方で熟していました。
「あーこの木、この葉っぱなんだー」そうして一つずつ覚えて長い年月がたちました。

本当に秋は凄い。今日も秋晴れの中木々の葉っぱが輝いています。
駒ヶ岳の紅葉もピーク、八合目あたりまで降りてきたようです。この周りも美しくなりますよー。