2009年11月29日日曜日

冬枯れの山でバッキャ採り。

冬バッキャを採りに行って来ました。春の雪どけまでに皆様に召し上がって
いただけるようにとバッキャ味噌にするためです。
雪は降っていなくても11月末、吹く風は寒く肌にしみこんできます。

ふと上を見上げると枯れ草が好い感じです。ヌルヌルした岩肌との
バランスもいい。そして思うのです。「あの上はどうなっているんだろう?」
けっこう興味が湧いてしまいます。少し前はその興味が強いとついつい
行ってしまうのですが歳も歳なのでぐっと我慢して眺めるのみ。

雪が降っても積もっても、バッキャは重い雪の下で春を待っています。

いったん降った雪がとけたので赤みがかったかたい蕾が薄緑色になって
少し膨らんできました。日のあたらない所のバッキャは赤くてかたくて
丈夫そう。ほんの数メートルでも場所によって違うもんですね。
もうすぐ雪に覆われて4月までの長い雪ノ下生活、じっと耐えて力を蓄える。
私達もそんな気分になってきました。