2010年7月10日土曜日

摘みたてブルーベリーでジャム作り

エコニコ農園ブルーベリー摘み取り園で、県内の女性を対象に『レディース農業研修』が行われました。
研修希望の6名が参加。生憎の雨模様でしたが、摘み取りと園内掃除をしました。
小雨のタイミングを見計らっての作業で、皆さんカッパと長ぐつ着用です。色とりどりのカッパの女性達で、ブルーベリー園がとっても華やかでした。
「先生、摘み採り方法はありますか?」
「先生、この虫は害虫ですか?」
「このぐらい(熟し度)のは採っていいですか?」
最初は質問などで賑やかでしたが、最後の方は黙々と摘み取りに熱中していました。


摘み取ったブルーベリーを選別。
生食用と加工用に粒の大きさと熟し具合、傷の有無で選びます。

午後からはジャム加工に取り組みました。
今回は『ウェイマウス』という1品種のみ。生食は結構甘いのですが、ジャムにしてみるとなかなか酸味があります。
ブルーベリー1kgに対して、グラニュー糖50gと25gの2種類を作りました。

【作り方】
水でさっと洗ったブルーベリーを鍋に入れ、火にかけます。
グラニュー糖を半分加えて煮詰めます。
浮いてきた灰汁を取り、味を見て残りのグラニュー糖を加えます。
お好みの固さまで煮詰めたら完成です。



結構ブルーベリーから水分が出ます。20分くらい煮詰めました。
甘さ控えめの分量で、人気があったのは50gの甘い方でした。秋田は甘党が多いのです。私も甘党。

さっぱりとした酸味あるジャムができました。
市販品よりもスッキリした味で、甘めのアイスクリームに合いそうです。
爽やかな口当たりは、夏向きですね






完成したジャムは瓶に詰めて、お土産に。



ジャム作りが終わったら質問タイム。
すでにブルーベリーを植えている方・これから植えたいという方から、「肥料はどうしたらいいの?土は?」と質問攻め。園長も「私はこの品種がお勧め。お菓子の飾りに使うなら…ジャムにするなら…」とたくさんアドバイスをするのでなかなか終わりません。

さて、次回の『レディース農業研修』もジャム加工です。今度は違う品種で作ってみようと計画中。ブルーベリージャムはどこにでもありますが、品種がハッキリ分かるのは面白いですね。次はどんな味になるか楽しみです。