2010年10月24日日曜日

何処も彼処も秋色に染まって。

山荘裏のブナ林の小道。落ち葉に敷きつめられてその上を歩くとカサカサ
音がします。秋の日差しがいっぱいで葉っぱがキラキラ輝いていました。
朝の気温は5度前後、吐く息白く、手先足先冷たくなってついつい手を
こすりあわせてしまいました。例年より一週間~10日遅れの紅葉を
お客様と一緒に楽しんでいます。

駒ケ岳はもう冬枯れ、何時雪が降ってもおかしくない季節になりました。
山頂から冬が下りてきます。9月下旬、山頂から始まった紅葉も今は山荘の
周り、標高600Mあたりがピークのようです。これからどんどん里へと下りて
いきます。綺麗な葉っぱともお別れ、ちょっと寂しい気持ち。

アキグミの真っ赤な実が美しい!!!口に含むと甘さとえぐみ、秋の味です。
少し頂いてきて果実酒にしました。1~2年するとオレンジ色になって美味。
あちこちの山にさりげなく、ごく自然にあるのがたまらない。見つけると心が
うきうきします。
10月のアジサイ。枯れることなくこのまま冬を迎えます。花の最盛期よりも
花びらは肉厚になってしっかりしています。ドライフラワーにするとこのままの
色でなかなかいいものです。


10月も下旬になり山奥にはナメコが出てきました。毎日よく晴れていたので
ぬめりも少し乾燥気味でしたが水につけるとトロトロになります。
もっと大きいのもあって「ナメコってこんなに大きくなるんですかー」
直径4~5センチはありそうなナメコを見て皆様目を輝かせておりました。
今朝は味噌汁に入れて、ぬめりと香りと歯ざわりを味わっていただきました。

山荘の周りは真っ黄黄、部屋の中まで黄色です。
夏は緑の風と緑の日差し、秋は黄色い日差しと黄色い風、秋色満開。