2011年9月11日日曜日

ミズの実とマタタビ採りに行って来ました。

「おーーい」声をかけたらポーズをとってくれました。
杉林の湿った所にミズの実が一杯あって「あそこもそろそろ採り頃だねー」
毎年同じ所に採りに行きます。山荘から車で30分くらい、平地で林道の
両脇にあるのですでに先客がいたようで大きな実は採られていました。
しかし全てを採る訳ではないので隠れた所に大きい実も残っていて沢山
収穫できました。沢筋やジメジメした湿った所ほど大きな実になっている
けれど何とも蚊の襲来には手をやきます。網のついた帽子をかぶって軍手
して肌を出さないようにしていても20~30匹いやそれ以上の蚊がワンワン
していて結局何ヵ所も刺されてしまいます。

もう、ミズの実採りに夢中。蚊や蜂、蛇、熊のことを考えたりもするけれど
すぐに忘れてしまいます。モタシ(ナラタケ)も出ていて「味噌汁の具にしたり
大根おろしと和えたりしらた美味しいぞー」山の中は食料の宝庫です。

シドケ(モミジガサ)の花。5月、出始めたばっかりのシドケは独特の香りが
あって大好きです。「そうか、ここに採りに来ればいいんだー」
そうやって山を覚えてきた私達、山の生活17年になりました。

マタタビの実。白い可愛らしい花がついていた所には実がついていました。
虫の入った実はすでに下に落ちていて、何でもその実の方が薬効があると
いうので拾ってきました。虫が入ると全く違った形でごつごつしています。
蔓についている実も一杯採って一升位になりました。
マタタビ酒がいいかな?
ホツツジというらしい。夢中でミズの実を採っていたら目の前に突然白い花
「見た事があるなー」駒ヶ岳に登った時に見たミヤマホツツジに似ているのを
思い出しました。
サラシナショウマ。林道に車を止めてマタタビを採っていたら蔓が絡まって
苦しそうなショウマさんでした。背丈ほどあってその先に白い房状の大きな
花、「どうだー綺麗だろう」存在感ありです。

これからは茸の季節、あちこちの山を歩きまわろうと思っています。