「近年にない素晴らしい紅葉でした」と八幡平方面からいらしたお客様が
おっしゃっていましたので「私達も見たい!!」と行ってきました。
チョット足を伸ばせば行ける所なのです。本当に素晴らしい秋色でした。
焼山(1366m)も見えて30年程前に登った時の事を思い出したりしました。
ザラザラしていて登りにくかったけれど、何せ若かったのでペチャクチャ
お喋りをしながら楽しかった記憶だけ・・・
大場谷地(おおばやち)の紅葉。静かな時が流れ、ブナの黄色が綺麗です。
橋のたもとは冷たい風が流れるからからでしょうか?一際真っ赤なモミジ
でした。くっきり撮れなっかなが残念です。
新玉川の橋の上から谷底を覗いて撮りました。すぐそばで「上から撮るのは
難しいんだよな」という声、本当にそうでした。吸い込まれていくような感覚
心がスキッとするような涼やかさ、そんな感じが出せるようになりたいものです。
やはり橋の上からの一枚。「ブナのこんもりしたのを撮りたい」強い思いを
込めて撮りました。しかし、残念ながら見た時の感動は超えられません。
木々の紅葉と川の流れが心を惹きつけます。
茸の季節はこんな中をうろうろしています。つまずいて転んだり滑ったり
僅かな距離をふーふー言いながら汗だくになって、ふと木々のてっぺんを
見上げた時には人間のちっぽけさ、力の無さを感じてしまいます。
「自然のほんの片隅で生かしてもらっているんだ」本気で考えて崇高な
気分になったりしています。