わらび座60周年。今月2/19は、創立記念日。わらび座に来て、この劇場と共にずっと歩いて来ました。劇場を語り、仲間を語り、作品を語った営業時代。先日、このわらび劇場が、茅葺屋根のデザインである事を先輩から初めて聞きました。
冬の小劇場!小さな蕾。”走れ、メロス”太宰治。演じるのは、かつてのわらび座”合奏団”の流れを汲む”響”。生演奏の笛、フルート、尺八、太鼓、琴、ドラム、サックス、チャッパ!セロが身体に響く様に会場中を響の音楽が心地良く揺すります!
小劇場(旧記念館)前は、”セロ弾きのゴーシュ”雪像から一変して、メロスの城が制作されていました。作者は、ゴーシュのチェロを作った”杉澤さん”。中に灯すロウソクの光が、”希望の灯”を灯す物語のようです!
わらび劇場!東北一円の民家様式の一つ”中門造り様式”デザイン!!屋根の雪も傾斜で落ちる様に設計されています。わらび座のある、この地域にも茅葺民家が残ります。葺き替えたばかりの美しい茅葺屋根!。
ホテルブリッジ。ゼラニューム八重咲きの蕾が次々と花開く準備。”元気でいて欲しい”。沢山の労わりの言葉!小さな花が心に咲く様に、無数の笑顔が心に咲く様に。誰かが誰かを笑顔にする!メロスからのメッセージ。約束。繋いだ手を離さない”愛”