2012年3月28日水曜日

東北の覚悟を刻む!

2012年春、アテルイで”わらび劇場”開幕!!原作は、高橋 克彦さん。初めて読んだ時、涙が込み上げてきました。震災と歴史、60年の遺産を胸に読み返します。探すのは、アテルイが”何を願っていたか”。平泉の”不戦”の歴史も又、同じ道。

黄金を求めて”蝦夷討伐”の名の下に戦。戦法にも秀でる”アテルイ”が、投降を選んでいく行程に、”秘められた”心があります。舞台、田村麻呂のセリフに”そなたら、誠の男であるな”があります。”我等が倒れた後に花が咲く様に!”福寿草

昨夜、地震。重い霙。溜息と覚悟。一人一人の胸に、数ヶ月閉ざされる雪とのやり取り。純白な心の奥には、他を思わなくては、生き抜けない優しさと強さがあります。一から何度でもやり直す”覚悟”。未来に幸せと生き方を選ぶ希望を!クロッカス。

剣の矛先のように太陽に突き上げるクロッカスの蕾。空虚を突き破る蝦夷!大地は命の糧。星と語り、花を愛で、鳥と共に生きる蝦夷!温かい大地は、いつも呼吸している。ホテル売店前、花壇。

チューリップが花を見せるのは、気温が15℃まで上がる頃。今日の気温は、1℃。次々と、日一日花数を増してくる、クロッカスや福寿草の側で、次のバトンが準備されています。東北の覚悟を、体に刻んで!一人から始まる歴史。小さな心と行動。命!











2012年3月27日火曜日

続・しいたけ・・・

すっかりレストランで栽培している“しいたけ”を紹介するブログになっている感じがします。

そうは言ったものの、順調に育っておりますヨ。

この調子で明日には私の腹に入ります。うそうそ、お客様用に提供されます!

2012年3月25日日曜日

田んぼの畦に春を見つけました。

二日ほど前、里に降りて溜めておいた用事を一気にすませてきました。
「きっとバッキャ(蕗の薹)が出ているぞ」気温も高かったので田んぼの畦の
雪が少し融けていっぱい出ているではありませんか!!!
一つ、二つ、三つ・・・数えられないぐらい出ていて幾つか採ってきました。
昨夜は天ぷらで召し上がっていただけて嬉しくなってしまいました。

と思っていたら今度は毎日雪降り。しかも一晩で20~30センチは積もって
除雪車もフル稼働です。「もう屋根とは繋がらないだろう」そんな話をして
いたのになんのその、なかなか楽をさせてくれません。屋根から落ちた雪で
周りが高くなってしまい、それをどかさないと落ちる場所が無く軒先が折れて
しまうのです。雪との格闘はまだ続いています。

全ての枝に雪がへばりついてまるで雪の花。雪国ならではの風景です。
あまりの美しさにしばし見とれて空を仰ぐ。気温は0度でほわっと暖かいので
くっつきやすいのでしょうね。来月の今頃には木々の芽吹きが始まるなんて
とても信じられません。田沢湖スキー場の積雪は190センチだそうです。

皆様にこにこ顔でスキーにお出かけになりました。
今日も激しく春の雪が降っています。

あっちもこっちも屋根から落ちた雪で建物が埋まって家の中が暗くなって
しまいました。「よーっし、やってくるかー」と山下パパが掛け声をかけて
外に出ていきました。昨日やったばかりなのに雪は私達のことなど考えて
くれず忙しくたってどんどん積もってしまいます。
じーーっと春を待つしかないし雪をどかすしかないし、雪国の生活は大変
です。しかしこの雪が自然を豊かにしてくれているのですね。

2012年3月24日土曜日

今日のしいたけ

皆様こんにちは。

さて、奥羽山荘レストラン~爺森~にて栽培しております「しいたけ」でございますが、目まぐるしい成長を遂げております。
                 こんな感じが
                        

           
こんな感じに!

上が22日、下が本日24日、たった3日間でこんなに大きくなるんですねー。
すごいな~しいたけ。
もしかしてレストランの環境を気に入って頂けたのでしょうか。
このペースだと1ヵ月後には1mくらいになりますねー(無理)

とにかくまたそう遠くない時期にブログをアップする事になるでしょう。
お楽しみに~!

2012年3月23日金曜日

陶芸展示中

皆様こんにちは。

奥羽山荘のロビーにただ今、陶芸を展示いたしております。


太田町在住「おおた陶芸同好会」の後藤光三様よりお借りしました。

大皿は第50回秋田県美術展覧会入選作品「林」

直径60㎝ほどの大皿に「林」と大きく書かれております。
口ではとても表現できないような何とも言えない深みのある色合いです。


こちらは第52回秋田県美術展覧会入選作「No3」
高さ50㎝ほどの花瓶です。

んー・・なんとも芸術的。
私は陶芸についてはよく分かりませんがとても素晴らしいという事は見て分かります。

後藤さんの作品につきましては今後も時期を見計らって他の作品も展示して参りたいと思っております。
ご入浴がてら、お立ち寄りになって芸術に触れてみてはいかがでしょうか。


奥羽山荘は今後も地元地域の皆様の情報交換、憩いの場として作品発表、展示にも力を入れて参りたいと思っております。
現在は他にアマチュアの方の写真の展示をしておりますが、絵画、彫刻などなど我こそは展示させてほしいという方はどうぞお気軽にご相談下さい。

お待ちしてまーす!

2012年3月22日木曜日

しいたけ

皆様こんにちは。

ただいま奥羽山荘内レストラン~爺森~では椎茸を栽培しているんです。


なんかかわいいでしょ。
奥羽山荘は山あいの大自然に囲まれているという事もあり、少しでも自然の恵みや山の雰囲気をお客様に感じて頂ければと栽培を始めました。


愛情を込めて育てます。
そして収穫の際には、ぜひ皆様にお召上がり頂きたいと思います。

今年のテーマは「大自然のおいしさを皆様に」
今春から山に入って収穫した旬の山菜を中心にブログやツイッタ―などでご紹介しながら皆様に情報とおいしい料理を提供し、御満足をいただけるようにしていきたいと考えております。

また椎茸については成長日記的な感じでブログの方にこまめにアップして参りますのでお楽しみに!

どうぞ皆様ご期待下さいね!

春の荒海~きららか~

ご無沙汰しておりました、きららかの細川です。
久~しぶりの更新です。

3月下旬だというのにまだまだ寒い日が続いております。
今日は比較的、暖かい気温で8度ほどあるようです。
が、朝や晩は2度もしくは3度ほどででしょうか。

さらに最近は風も強いです。
昨日もそうですが、今日も海が荒れています。

外で写真を撮ろう、としましたが、強風の為
まとも立っている事が出来ませんでした。

妥協して、レストラン内から撮影しました。

例年、今頃は「ホッケ」が釣れるのですが
海水も冷たいようで、もっと暖かくならないと
釣れないようです。

今年の春は遅い模様です。



2012年3月21日水曜日

春分!準備の時。

一週間前、ホテル売店前花壇の雪融け跡から、小さな円い蕾が覗きました。暖かい日が続くと、そおっと顔を出す春の花!福寿草。この花壇には、住人?が沢山!暦通り順番に出てきますよ。寒さと雪と突風で一度引っ込んだ蕾が茎を伸ばしました。

この花壇は、連休の頃、ニワウメのピンクと忘れな草の水色、そしてタチテンモンドウの若葉色に染まります。枯れ草は、去年のタチテンモンドウ。顔を出したのは、チューリップ。春一番は、球根の花が、先ず幕を開けます。

樹木の花で一番手は、”満作(マンサク)”。そろそろ咲いてるかな?とホテル前縮小庭園の雪の中をザクザクと入って行きました。咲いてます!黄色い薄い紙の様な花びら。可憐な花です。春分。地球と太陽は、規則正しい時刻を刻んでいます。

一冬、雪に押しつぶされていたパンジー!春の光。春分の光。大地と共に生きる全ての生き物は、いつだって太陽と話し、暮している。寒さで体中に養分を凝縮し、株も2倍に増やし温かい春の幕開けを待ちます。雪融けから何度も寒さに当たります。

パンジーのプランターの中から水仙!こんもりとパンジーが咲くまで、水仙が花を見せてくれます。2012年!東北の覚悟を体に刻み、起こりうる多くを想像し、準備を進めて行きます。どんな事があっても、命の”根っこ”には、生き抜く力を秘めています。









2012年3月20日火曜日

雪です・・・。

こよみの上では春なのに、なんか寒いと思ったら雪でした・・・。(16:30現在)

明日の午前までこんな感じだという噂です。

あんまり上手く撮れていませんが、真っ最中の様子です。

ちなみに外に出れば寒いので事務所の中から窓ガラス越しに撮っています。

積もらないようですが、外出の際にはまだまだ注意が必要ですネ。

隣接のグラウンド・ゴルフ場はまだまだ雪の下です。

4月中旬を目途にオープンしたいと思い準備に励んでいます。

千秋楽ありがとうございました!


冬の小劇場公演
「セロ弾きのゴーシュ」

千秋楽でした
ご声援ありがとうございました!


そして本日が
2011年度劇場全公演の千秋楽でもありました


東日本大震災復興支援公演という
大きな使命を掲げて

「ふるさと東北の復興を共に」という言葉を
心に刻みながら上演してきました


復興への長い道程


被災者の方々を想うと言葉になりませんが

東北に根ざし
東北に育まれた劇場として

皆様と一緒に歩み続けたいと思います



次回の公演は
ミュージカル「アテルイ」
新キャストでさらにパワーアップ♪


とその前に
「たざわこ音楽祭」がわらび劇場で開催されます

3月24日13:00開演
詳細はこちら


ご来場お待ちしております!




2012年3月18日日曜日

春を探して・・・

玄関前の雪が雨で氷のようになっていたのに、今日の気温はプラス6度で
どんどん融けてこんな感じになっていました。まさしく春を見つけました。
水にプカプカ浮いている氷は春を告げていました。
外はフワッと暖かくて小春日和、身体の節々がとろけていくようです。

どの木の根元も根明けです。やっぱりここにも春が・・・
昨日までは大きなツララだったのにどんどん融けてポタポタと水玉が落ちて
います。
11月から根雪になって4ヶ月、長かった冬もそろそろ終わり、木々の冬芽も
いくらか膨らんだような気がします。

2012年3月17日土曜日

これは事件です!ゴ(ーシュ)レンジャー登場!


いよいよ18日から
「ゴーシュ」5人バージョン登場です!

不思議です。
5人というと何だかワクワクしますね

思えば
ゴレンジャーもダイナマンも五人組です
(作品内容とまったく関係ありません)


それはさておき


今回のおもしろい試み
単なる人数増ではありません


一度観た方でも驚く仕掛けがいっぱい


「ほ~そうきたか!」
「え~そんなのあり?」


遊び心がいっぱいです


3日間限定の公演です
お見逃しなく!!





2012年3月15日木曜日

ゴーシュ月・星チャンプルー!


昨日はゴーシュ星班の千秋楽でした
あっという間!
(だって3日間限定だもの)


そして明日からは
月班・畠山、星班・権田、伊藤の3名による
「セロ弾きのゴーシュ」


史上初の組み合わせ
こちらもわずか2日間限定の公演です


ご来場お待ちしております!





2012年3月14日水曜日

永久に瞬く星!

東屋庭のケヤキ。”根開き”です。春の光を”感じる”木々。深呼吸と共に土中の水分、栄養分を体中に吸い上げて新緑の準備を始める合図。未だ雪深い庭に青空が美しく、影絵のように真っ白な地面に影を落します。小鳥が虫を追っている!

12月から毎日の除雪。3月雪が止まり、今度は寄せた雪山を崩し融かす仕事。ドライバーは”チカチャン”でした。新しい春!新しい旅立ち!新しい仕事!全くやった事のない仕事を動かす人たち。いつの時代も、そうして人は道を切り開く。

2012年度のシーズンプログラムが完成!今年の四月は、”アテルイ”でスタート!”結い”を大切にして来た人たちが、雪害で村を離れながらも、”故郷”に戻り、故郷を忘れない姿。頭が壊れそうな悲しみの中で、しなやかに立ち上がる人たち。

わらび座60年のバトン!今年のシーズンプログラム。懐かしい言葉が登場!!どこまでも、どこまでも、沢山の人たちの中で生まれ、育てられ存在する”わらび座”。”根っ子”の事。おやじさん(原太郎)が、言葉無くしても目で語ってくれた言葉。

造園事務所で咲いた”シクラメン”名前は、カオリ。人と人が出会い、手を繋ぎ、心を合わせ、混沌の中に有っても真理を忘れない。宮沢賢治。雪国の冬の小劇場!この大地が生み出した作家の叫び。涙を堪え生きる人たちに贈る”愛の賛歌”。愛の道!









2012年3月13日火曜日

ブラウブリッツコラボラベル発売!

田口です。ども。

まだまだ寒い日が続いています。もう春なのに…
皆さん風邪には気を付けましょう。

特にインフルちゃんには・・・

さて、話は変わり、タイトルにもありますように
ブラウブリッツ秋田さんとコラボレーションビールを作ることとなりました!

地域に根差して活動し、秋田を元気にしたいと願う互いの夢が一致し、コラボレーションビールを販売することとなりました。

尚、瓶ビールの売り上げ金額の5%はブラウブリッツ秋田のチーム運営費として田沢湖ビールから寄付されます。
発売日ですが3月18日のホーム開幕戦 八橋陸上競技場BBパークにて販売を開始いたします。

通常ラベル(ピルスナー)と選手の背番号が記入された限定250本プレミアムラベルを販売します。
プレミアムラベルは当日会場だけでの販売ですのでご注意を!

今から発売が楽しみです(^○^)


2012年3月12日月曜日

星班登場!


「セロ弾きのゴーシュ」星班
わらび劇場初登場!

ん・・・?星班・・・て何?
疑問も持たれた方もいらっしゃるかもしれません


実はこの舞台には
もう一つ班が存在するのです
ホームページでは普通に公表していますが(笑)


ちなみに
昨日千秋楽を迎えたのは月班


そして本日は星班


出演者が違えば舞台も変わる
何せ全員違いますから


とってもおもしろい試みです
まずはご体験下さい


一度観た方も、初めて観る方も

必見です!

限定公演になっていますので
残すは2回のみです!


2012年3月11日日曜日

春の雪が降っています。

山荘前の道。「昨日とは全く違いますね」外の景色を眺めて思わず一言。
朝の挨拶代わりです。気温は0度で空気はほわっと暖かいのにまだまだ
東北の長い冬なのです。木々の枝にはびっしりと雪がへばりつて雪の花が
咲いているようです。
こんな感じの3月11日の昼前。去年の今頃は20人ほどのお客様のご予約
でしたので買物に行っていました。あれから1年、被災地の皆様も山荘に
何回か来て下さいました。8月には福島の皆様(延べ人数150人)外で
虫捕りをしたり田沢湖で泳いだり・・・・様々な思い出が駆け巡ります。

何日か前、青空の下、キラキラ輝くつららが美しくて色々と角度を変えて撮り
ました。見ている時の感動はなかなか出せないものですね。
もっともっと輝いていたのですが・・・

里は物凄いガスがたちこめて道の先が見えません。家も屋敷林も水墨画の
ようでなかなか綺麗でした。この日は気温もプラス、この濃いガス、こうなると
春を感じてしまいます。三寒四温の繰り返しで少しずつ春になっていきます。

春の優しい雪、今日は一日降るのでしょうか。

あれから一年




あの震災から一年がたちました

本日の「セロ弾きのゴーシュ」は
開演10:30、13:30の2回公演ですが

いずれも終演後に出演者より
特別の舞台挨拶を予定しております

お亡くなりになられた方々の
ご冥福をお祈りします


2012年3月8日木曜日

あと4回!


えっ!もう終わり!
と驚かれたかもしれませんが・・・



3月11日が現キャスト版の千秋楽です
(セロ弾きのゴーシュ公演は続きます)


畠山泉・笹岡文雄・駒野谷咲子


不器用ながらも懸命に生きている人々を
見事に演じきり
大きな感動を呼んでいます


ご来場をお待ちしております!




2012年3月7日水曜日

啓蟄!本当の事。

わらび座造園事務所とエコニコ農園ブルーベリー園事務所は、同じ館内。かつて社宅だった場所の一室(いなほ寮)。社内で唯一、外仕事専門部署である為、泥長靴で出たり入ったり。事務所内へ入らなくても休憩出来る薪ストーブハウスが入口。

衣装のお手伝いを仕上げ、今度は新しい事務所作りの大掃除がエコニコで始まっていました。ここは、ブルーベリー、コサージュ、ハーブ(温泉用)と様々な作業がなされます。かつて作られた人形たちが切り株の棚と共に並んでいました。新しい時代へ!


庭へ出るとグングン雪融けが進んでいます。ホテル前庭。一メートル積もった雪圧の下で”シバザクラ”が新芽を覗かせています。太陽の光が3日前からグンと変わりました。土の中では目に見えない命!力が生まれ動き出しています。

エコニコ農園園長”のぶちゃん”は、先輩であり、友人であり,師であります。東屋中央広場を庭にした初代の庭管理者でした。ここにある樹の幼木を掘り、担ぎ、運び植えた時代の話、沢山の話しを伝えられました。種から育った樹も2本!!

青春を過ごした先輩たちの歴史があります。田沢湖ビールレストラン、さくらホール庭のソメイヨシ。わらび座研究生28期生記念樹。アリちゃん、たっちゃんの樹です。多くの病、傷が成長過程にありました。微生物の力!生まれたカルスが包みます。









2012年3月4日日曜日

ブナ林の中を歩いてきました。

気温はマイナスで寒かったけれど青空も出てまずまずのお天気でした。
ここなら大丈夫と通いなれた黒湯温泉までの車道を歩いてきました。
シーズン中なので山のガイドの方も大忙し、頼むことができなかったので
お客様をご案内しました。スノーシューを履いて林の中を一歩一歩、
あっちにもこっちにも足跡があり皆様思う存分楽しんだのでしょうね。
私達もその足跡をたどってに2時間ほど林の中をウロウロしてきました。

雪に映し出された木の陰が美しい!!!お日様が雲の中に入ってしまうと
この影も一瞬にして消えてしまいます。空を見上げて風に流されていく雲を
今か今かと待って「それー、今だー」そんな感じで撮った一枚です。

立ち枯れのブナに重そうな雪がのっかっていました。いずれこの木も倒れて
3~4年はきっと茸も出て、そして土にかえっていくのです。
この木の周りにも足跡がいっぱいありました。皆さん様々な思いで眺めて
いったのでしょうね。
黒湯温泉は冬期間閉めているので雪に埋もれてひっそりとしていました。
軒先が折れてしまうので屋根の雪降ろしはしてあって、ほっとしました。
「ここまで来てやったんだねー」「雪国は大変だよねー」・・・・

私達が立っている場所は何と駐車場。積雪2メーター以上もある雪の上から
人気の無い温泉を眺めてきました。
しばし休憩、熱いお茶とお菓子が美味しかったこと。

建物の奥の方には暖かそうな硫黄泉、沢水と混ざり合っていました。
少し白っぽく濁っていて、入ると気持ち良さそう。
行きは登りで一時間余り、帰りは30分ほど。程よい雪中散歩でした。

帰り道「これから黒湯温泉に入ってきます」という20代の男性二人には
びっくりしました。「スノーシューを履いていないと無理ですよ。遭難しない
ようにして下さいね」老人の声に耳を傾けることもなく「でも行ってみます」
雪の中に消えていったのにはまたまたビックリでした。



スノーシューではないので足跡が無い所はずぼずぼと雪の中に入って
大変だと思うのです。