2012年8月29日水曜日

ありがとう!遠野!

”凛と咲く”コスモス!田沢湖ビール庭。猛暑続きだけれど、花は咲く。咲き続ける。”どんな命も、生きてこそ必ず咲く花”わらび劇場”遠野物語”第一部の中の歌!鎮魂は、”忘れない強い心”。生きた証!生きている証!

震災の日も、どんな時も、汗を飲み込み、涙を飲み込み手入れを続ける庭。ゆぽぽ内庭”日本庭園”純白のサルスベリ。今日も虫たちは集い、花を励ます!美しく香る。地球の呼吸が見える!

紅白に植えられたゆぽぽ内庭日本庭園。今年は、純白がそろいます。ムクゲ。天狗の白い衣装。キツネの白い体。白虎。遠野物語には、“神”様が沢山登場。災害で消え行く命。人間が摘み取る命。その全てを自然の姿に語り残す”遠野”。

河童は、口減らしで消えて行った子ども達、だから、悪戯してもいいのさ、遊歩道に並ぶ河童たちの顔も姿も様々。キュウリを一杯カバンに詰めた河童。忘れない。魂との対話。生きている人の心と生き様に何度も写る魂の事。

薄紫に咲く”ミヤコワスレ”。ブルーベリーの枝に”アキアカネ”。お帰り!今年も来たね。里の空気を感じて降りてくる真っ赤な”アキアカネ”。”遠野物語”は、”観る人の人生”が写り、また、何も起こらないほど、”静”。優しさは、強さなのだと教えてくれる。










2012年8月26日日曜日

「遠野物語」初日!



新作「遠野物語」は最高のスタート!


本日8月26日はイベント盛り沢山でおまつり状態

暑さは熱さをもって制するとばかりに
一つ一つ情熱の感じられる企画が続きました


「響特別ライブ」千秋楽
 大好評だった公演も本日千秋楽
元気や勇気をもらったという感想がいっぱい
全国から集まったファンの皆様からも惜しみない拍手が
贈られていました


「遠野の昔ばなし」
語り部の菊池栄子さん
遠野市からわざわざ駆けつけて下さいました
ユーモアのある語りに
立ち見も出る大盛況でした!


「遠野のしし踊り」
青笹しし踊り保存会の皆様
こちらも遠野市から駆け付けて下さいました
今日ばかりは神様を恨みたくなる炎天下!


それでも装束を付けて魂のこもった踊りとお囃しに
お客様の視線もくぎ付け
本場の郷土芸能を体感できる贅沢なひと時となりました


「遠野物語」初日公演
熱狂!熱狂!熱狂!

原点回帰というよりも
新たな時代へのたしかな一歩

皆様からのエール
決して無駄には致しません

お客様は人生の友
わらび座は常にそうありたいと願っています

本日の温かい拍手

共に歩んで下さる皆様が
これだけたくさんいらっしゃることに感動

心より御礼申し上げます


「遠野物語」記念レセプション
終演後の記念レセプション
 出演者全員で御礼のご挨拶を行いました


遠野市から本田市長もかけつけてスピーチ

この作品の上演を通して
遠野市をはじめ東北の素晴らしさを
全国の皆様へお届けします
アトラクションは十八番の沖あげ音頭


感謝の気持ちと
今後のご支援のお願いの気持ちをこめまして
ドッコイショ♪

これから年明け1月3日までロングラン上演
よろしくお願い致します!


さらに
村内に「カッパ」出現??


ブログを読んでいるだけでは
まったく意味のわからないこの企画


でもあえて説明はしません(笑)

何度か芸術村に足を運んでいただければ
必ず出会えます

本日は田沢湖ビールレストランに出没



静かにコーヒーを飲んでいるカッパ


何をするわけでもない
どこまでも自然体のカッパです


次回はどこに出没するのか・・・


ご来場お待ちしております!

2012年8月25日土曜日

まつりだ!まつりだ!



8月26日はおまつり状態です!
とってもお得な一日





「響特別ライブ」千秋楽10:30~


「遠野の昔ばなし」12:00~
「遠野のしし踊り」13:00~


「遠野物語」初日公演13:45~


「遠野物語」記念レセプション16:00~
写真は4/14劇場オープニングレセプションの様子


さらに
村内に「カッパ」出現??



わらび劇場一世一代の大博打!
(ちょっと大袈裟か・・・)



果たして
吉と出るか凶とでるか



でも心配ご無用
劇場には強い味方がいるのです




それは・・・



「遠野物語」に登場する座敷わらし(しかも5人)



これで繁栄間違いなし!
全国で唯一座敷わらしのいる劇場です
(おそらく・・・)



ご来場お待ちしております!





花壇

奥羽山荘の玄関脇の花壇です。
7月に植えましたがご報告も無くそれっきりになってしまっておりました。



 花壇の前に車が停まっており、全体を写すことが出来なかったのですが、けっこう良い感じです。

なんか、写真を撮っていましたら写り込んできた輩がいます。きっと寂しがりやなんでしょう・・・。

まぁ、しょうがないのでスルーして載せておきます。ちなみにフロントに来れば突っ立っていると思います。

ちなみに先日、『太田地域花いっぱいコンクール』の覆面審査員がやってきたようです。思いっきり、この日に見回り・審査に行くよ~と連絡がありましたが、おかげで、直前に草むしりが出来ました。

昨年は優良賞なので、今年はきっと、優秀賞あたりをお情けでくれることでしょう・・・。

宜しくお願いします!!!

その結果は、いつ出るか分かりませんが、またお知らせすることにします。







2012年8月22日水曜日

処暑、暑さの峠!

小劇場、”響”コンサート。”生の楽器”演奏。つよし君の吹く”コンドル、花祭りの曲”!ボーカルの”ロミちゃん”を思い出します。わらび座合奏団。思い出の笑顔。田沢湖ビール庭。コスモス。朝6時30分、朝の空気。

二十四節気。処暑。この日を境に暑さも退きます。マリーゴールド!遊歩道沿い。ブルーベリーの足元。まんまるに可愛く揺れます。震災の日、暮らしの中の足元にある宝に気付きました。”モッタイナイ”日本の技術!

電気が無ければ、ウチワの涼やかさにハッとし、吹く風のヒンヤリ感。どんなに暑くなっても、東北の木々に覆われた山々を見ていると、この木々が地球を潤している事に気付きます。地球と生きる。生き抜く命、アンネの薔薇。

サルスベリの開花!丸い蕾がポンと弾けて遠くから見るとピンクの雲。近くで見ると一つ一つがレースの様にうねっていて、可憐です。研究所庭。26日は、わらび劇場”遠野物語”初日!夜は、大曲の花火!61年の魂を込めて。

東屋中央広場。アメリカアカナラ。1994年第二回アメリカ、リージョナルシアター視察の折、来た種を育てました。左の実は、例年の形。今年、”ドングリ状”に!その土地で生まれ、その土地に育つ。18年。大地に受け入れられ生きる。










2012年8月19日日曜日

イベントいろいろ

田口です。
ども。

お盆も終わり、なんとなく秋の気配を感じる今日この頃。

と、言いたかったのですが、今日も暑い!暑い!!あっつーい!
今日は特に暑かったように思えます。

朝、出社してから農園の草刈りをブッシュ(刈払い機)で草刈りをしていたのですが
大量の汗、そして照りつける日差しで1時間でノックアウト!

皆様、熱中症には気を付けましょう。

さて、今年の夏もいろいろイベントに出店させていただいておりますが
まだまだあります!

そこで8月後半、9月のイベントのお知らせをいたします。

8月24日~26日 全国地ビールフェスティバル一関

8月25日 大曲の花火 秋田県南まるごと物産展 秋田県立大曲技術専門校駐車場(バナナ      
       ロード沿い)

8月29日 阪神百貨店梅田本店 阪神の東北6県物産展

9月8日~9日 角館のお祭り 秋田銀行角館支店駐車場

9月8日~9日 クラフトビアフェスティバルInAKITA

9月14日~17日 けやきひろば秋のビールまつり

9月14日~23日 仙台オクトーバーフェスト2012

・・・と、まあこんな感じです!

まだまだイベントが盛りだくさんです!
お近くにいらっしゃる方は是非遊びに来てくださいね!

お待ちしております(^○^)

2012年8月18日土曜日

「響特別ライブ」初日!



「響特別ライブ」
無事に初日を迎えることができました

ご来場の皆様
まことにありがとうございました!

音楽ライブの良いところは
やはり自由なところ

もちろん
曲目や演出は決まっておりますが
遊び心も満載です

 

一人一人の顔も良く見える
小劇場だと距離も近いのでなおのこと

楽しく演奏する彼らを見ながら
楽しく奏でられる音楽を聴いていると
楽しい気持ちになります♪



理屈抜きですね



ゆかいな仲間達が
皆様のご来場をお待ちしております!




 

2012年8月17日金曜日

祝「十三の砂山」千秋楽!


「十三の砂山」わらび劇場公演
本日千秋楽でした


ご来場の皆様へ
心より御礼申し上げます

鳴りやまない拍手


感動の渦は
終演後のロビーまで続いていました


何度も再演している名作中の名作
きっとまたお会いする機会もあると思います


それまで
シー・ユー・アゲイン♪




ということで
明日からわらび劇場も
しばらくのあいだお盆休みに入ります




・・・・って
入らない!入らない!



明日からは
「響特別ライブ」が小劇場で始まります


キーマンはこの方
 パフォーマンスバンド響
小沢剛


実は
「十三の砂山」には尺八奏者として
そして
明日からの「特別ライブ」にはバンドリーダーとして
出演するという 
超ハードスケジュール


ご声援よろしくお願い致します!!



 

2012年8月16日木曜日

十三の砂山 いよいよ千秋楽!

8月2日から始まった
丸山有子の一人芝居「十三の砂山」が
早くも千秋楽を迎えます


あっという間の17公演


大劇場では初めての上演でしたが
広い空間は関係なく

 いつの間にか
グイグイとお芝居の世界に引き込まれ
主人公の人生とリンクしていく感じ

三味線も尺八も生演奏
劇場空間に響く音はとても心地よい

この作品は
終演後のお客様の拍手が
不思議と何か力強い気がします

お芝居というものに
大きなリスペクトを感じるのです

シンプルな舞台

でも凄い
とにかく凄い

残すはあと1回

お見逃しなく!!






2012年8月15日水曜日

終戦67!歴史と真実。

わらび座61年!十三の砂山が”わらび劇場”ラストスパート。三味線の音色に多くの、この劇場を通って行った人たちの魂を感じます。一人の女の一生。人生のどの地点に居ても、これからと今を励ましてくれる作品。”悔いなく、自分を信じて!”朝顔

わらび座、芸術村の庭の記念樹や、木の実の拾える庭をイメージして植栽された庭の木々もドンドン実りを落としてくれる時代が来ました。生産、消費、分解。夏の大三角。”庭の大三角”。人間が見ていない世界の命が人間を生かしている世界。

小劇場庭。”アンネの薔薇”固い”決意の蕾”67年”。あの日生まれた人が、67歳であると言う”重み”。病に倒れ、声を失っても”語る”被爆者。福島への思い。貞子を伝えた人々の心が、アメリカに届きました。”合流せよ!”愛と優しさ、学ぶ事!

ムクゲの八重咲き”プルチェリマス”。華やかに咲き、蕾ごとポトンと椿の様に落ちます。自然を見ながら、自然の恵みと脅威の中で生き抜いてきた人間。そこから学び、空想と言う力、描く心の力、一つの手から紡ぎ出す人間の遺産!

いつの時代も、過去形ではなく、”現在”。今を生きる人たちの姿や心は、過去の人たちの映像。遺産、遺伝、様々なルートで残る”愛の力”。美しい姿。闇を取り払い、涙と言う宝石が背中を押し”よだかの星”の様に炎となり天に昇る”強い文化の力”朝顔。










2012年8月9日木曜日

「十三の砂山」折り返し地点‼


お久しぶりです。
アテルイが終わり、ブログも少し間が空いてしまい申し訳ありません
これからまた気を引き締めて更新していこうと思います。

今上演している作品は、純粋な少年から老婆まで演技の幅が広く
劇団わらび座を代表する女優【丸山有子】のひとり芝居
  「十三の砂山」 です。

                    「十三の砂山」のワンシーン


この作品は「男鹿の於仁丸」脚本・演出の大関弘政が丸山のために書き下ろしたもので、
彼女のライフワークとなっている作品です。




そして今回の上演は初の大劇場公演ということで特別な演出があります。
もうご存知の方は多いと思いますが、一応・・・(^‿^;)
今回は津軽三味線と尺八の生演奏で舞台を盛り上げます。

津軽三味線は浅野鵬修さん

初代浅野梅若を祖父に、二代目浅野梅若を母に、若手民謡日本一の浅野江里子を妹に持つ民謡一家に育ちました。

尺八は大久保正人さん

大槌町在住の和楽器奏者で、自身のユニット「和美東」として活動していらっしゃいます。

                  左から大久保正人さん、浅野鵬修さん

明日がちょうど折り返し地点です。
まだご来場されてない方、また観てみたいという方!
ぜひ、わらび劇場まで足をお運びください。
チケットはこちら(^^*)♪


スタッフ一同心よりお待ちしております。


                      カーテンコールのご挨拶

2012年8月8日水曜日

立秋!おかえり!!

突然のどしゃ降りと落雷。一気に秋風!田圃に稲の花が!”オニユリ”。鬼は、悪いイメージより、”強い心を持つ事だ”と”自分の魂の声”だと教えてくれたのが”東北の鬼”わらび座公演。今日、中国公演を終えてアトム帰社。

東北の風土がそうさせるのか?東北の農民がそうなのか?日本と言う風土が作り出す人間性なのか?自然と共に生きる人たちは、いつも”優しい”。黙々と仕事をこなし、互いを当たり前のように思いやる。田沢湖ビール庭。二度目の薔薇!

秋風が、コスモスを呼びました。田沢湖ビールレストランの庭は、記念樹を多く持ちます。一本の樹に、沢山の思い出と感動と熱い心が込められ植えられました。硬かった土地も十数年の”繰り返される落葉”に、”草刈り”に大地は、水を作る腐葉土!

生まれ、育ち、土へ戻り、又芽吹く命!67年目の夏。今年の盆は、”魂と魂”が、七夕の天の川の様に”想い合う心”が再会するのかもしれません。”おかえり!”たとえ空を切る叫びであったとしても、笑顔が戻ります。”忘れない心”ムクゲ。

雨が朝顔カーテンを仕上げました!エコニコ農園事務所窓辺。フウセンカズラも一緒に揺れて可憐です。楽しんでいただいた”ブルーベリー”も11日で終了!今年も元気一杯のブルーベリーが育ち、収穫されました。時を越えて再会する心!