2010年12月29日水曜日

芸術は、生活の中に。

一年。秋田は、この映像から始まります。フキノトウ。ここでは、”ばっきゃ”と言います。冷たい雪の下でも丸~い蕾をぷっくらとさせてジッと生きています。側にある苔も太陽に向けて触手を伸ばします。全ての生き物が、当たり前に暮らしてる。
ばっきゃを見つけたのは、ホテル前縮小庭園の石組みの縁。何日間か降り続いた雪も今日の雨で、又じっとりと大地に沈みました。枯山水の様に造られた庭の渓流。この何もない雪だけの景色の下に”春の命の爆発”が1月.2月.3月と眠ります。

突然の突風!”うっっうっ寒い”。”シバレルナア..”と言った方が心の表現に近い気もします。広島では、”寒いのお~”と言うところ。寒いのレベルが桁外れ。北海道に暮らした事はないけれど、寒さで生樹が割れる自然、暮らし、言葉。


ずっとどうしてるか気になるナメコちゃん。おおうっ!雪ナメコ!居るのです。居たのです。新鮮プルプルのナメコ。零下の時は、触るとカチンコチン!今日のように2℃ある時は、この通り。相手を知れば、真冬でも美味しいナメコ食べれるかも。



今年の雪吊りは、人生初めて!と言う76歳(女性)の方との作業。藁に触れ、藁が暮らしにあった人生を持つ人には、教科書はいりません。”生活と言う財産”。雪吊りの頂点の結びは、今年も来年も”わらび劇場”に向かいます。皆様に幸あれ!!




2010年12月26日日曜日

毎日毎日雪が降っています。

3日間降り続いています。風も吹くし雪は舞うし気温は低いし何という3日間。
世の中はクリスマスイブだとかクリスマスとかで楽しんでいるというのに・・・
ホワイトホワイトホワイトクリスマスでした。3日間ずーっとマイナスで冷凍庫の
中にいるようでした。それでも今日は日中マイナス2度だったのでほわっと
暖かい感じさえしました。30~40分散歩をして雪景色を眺めてきました。

山荘裏の道はフワフワの雪に包まれてこれもまた美しい!!!
秋は落ち葉がいっぱいで枯葉色だったのにもう根雪になってしまいました。
春まではどんどん積もるのみ。少なくなってきたとはいっても2メーター
くらいは積もる雪、今シーズンはどんなでしょうか?

ブナやナラ、トチ、イタヤカエデ、サワグルミ・・・どの木も同じようになって
見分けがつきません。大きくても小さくても全ての木々に雪の華。
春までは毎日こんな景色、すっぽりと雪の中。

奥羽山荘クリスマスパーティー2010☆

皆さん、こんにちは! フロント高橋です。

昨夜、奥羽山荘クリスマスパーティー2010が今年も賑やかに執り行われました。

今回は25日という事でまさしくクリスマスデイ。しかも大雪。そんな中、たくさんの方々にお越しを頂きましたよ。














まずは、「ぷろぽーず」に出演の3名、左から磨美さん、梓紀さん、裕樹さんに加えピアノ担当でバリさんが参加(写真には写ってませんが・・)。クリスマスソングのプレゼント!



おいしいお料理とともにパーティーは盛り上がって参ります。





もちろん今回もマジックショーがんばりましたよ。


ごらんのとおり、今回はトナカイさん(支配人)も特別参加!

熊じゃないですよ・  念のため。
















トナカイの着ぐるみを着せたら世界でも5本の指に入る似合いよう。

そして昨年とは違って今年のマジックは大成功!失敗も無く最後にはアンコールまで頂き、これもトナカイさんのおかげかなと感謝しております。

その後は「グラウンド・ゴルフホールインワン大会」、空くじなしの「大抽選会」などのイベントが目白押し。
 

 ホールインワン大会は1回でボールが入ったら賞品としてなんと3億円!!・・・が当たるかも知れない宝くじ、10枚セットをもれなく進呈!  結構ホールインワン出ましたよ。  当たったらなんかおごって下さいね。















そして最後は全員で「きよしこの夜」大合唱 ♪

しっとりと「きよしこの夜」をみんなで歌いあげ、クリスマスの雰囲気は最高潮に達しつつパーティーの夢のある締めくくりを飾ったところで支配人より皆様へ心を込めて最後に感謝のごあいさつ。
 

 
 
 

っておい! まだ熊・・じゃなかったトナカイかよ!

最後までトナカイになりきっている支配人でした。

 

どうぞ来年も皆様のお越しをお待ちいたしておりまーす。

2010年12月25日土曜日

雄大な日本海

今年も残すところ、あとわずかです。
最近は天候が荒れ、寒い日が続いております。
当館は海沿いということもあり、暖かい館内にいながら
雄大な日本海をゆっくり堪能することが出来ます。
本日も朝から風が強く、雪まじりの一日でしたが、
道路には雪はさほど積もっておりません。
寒い日こそ当館の温泉でゆっくり温まって、美味しい食事を召上って
お部屋でゆっくり寛いでみては?
雄大な日本海がお待ちしております。

当館に向かって北側の海の様子↓
当館の正面(西側)の海の様子↓

2010年12月24日金曜日

東京出張

ども。田口です。お久しぶりっす(-_-)
しばらくしないうちに太っちゃいました(笑)
まぁ・・・そんなどうでも良いことはほっときまして。
一昨日まで東京に出張しておりました。

私が乗った新幹線は強風のため盛岡で運転取りやめ。「運休」ってやつになり
盛岡から代行輸送のバスにて戻ってきました。
東京はこんなに晴れていたのに・・・




スカイツリー、こんなに高くなってました。ちなみに撮影場所は錦糸町付近です。

夜はお得意様のお店に行くのですが19日は大好きな樋口オーナーのいる

「神楽坂 ラ・カシェット」のクリスマスパーティーに参加しました。
私のほかに小松工場長とジブリの絵職人「男鹿和雄」さん、ジブリ広報の西村さんと
4名で参加しました。すいません。そのときの写真はありませんが間もなくカシェットさんの
HPに当日の様子がUPされると思いますのでそちらをご覧ください。


別の日には横浜市・生麦にある「キングペリカン」さんにお邪魔しました。

オーナーの藤原さんと奥様が美男美女!とても素敵な方です☆
元同僚のSさんとちょっとした企画の打合せをかねて1杯!

何とも言えぬこのうまさ。
2011年1月10日に発売いたします「W-chocolate bock」
ですが、おかげさまで予約を沢山いただいております。
現在、4500本の限定ですがすでに3000本近く予約が入っています。

ご注文はお早めに!

ちなみに首都圏ですと東武百貨店様(池袋・船橋)で発売が決定しております。
この他にもイトーヨーカドー様でも発売が決定しております。

発売先が決まりましたらまた改めて報告いたします。

2010年12月22日水曜日

冬至!”母のように”

積もった雪が今日一日の雨で融けました。東屋庭のハウチワカエデ下に植えられた”ヤブコウジ”。今日は冬至。カボチャの美味しい、体温まる冬至。もうすぐクリスマス。思い出す広島の庭。母の笑顔。美味しい”におい”

わらび座ブログ”響”剛くんの12/2に登場の”北浦”。たざわこ芸術村ホテル宴会場の1つ。入口には、地元農家が今年挑戦した新品種の美味しい米の稲穂が!廊下には、”男鹿和雄”氏の秋田遊びの風景画25点が飾ってあります。


雪の下で凍っていたナメコ。今日の雨で雪は消えました。後2日位が採りごろ!また”生まれました”。でも明日から雪。雪の中で凍っちゃうんだろうな。エコニコ農園キノコホダ場。



今週造園では、来年”わらび座60周年”に向けて庭に光を入れる作業。16年かけて育ったケヤキの”枝透かし”。細い枝は、エコニコ農園の蒔きストーブへ。太い木は、奥羽山荘の暖炉へ。部屋を暖め”灰”となったケヤキは、土を肥やします。




今年は、”木の実”のなる樹が実をほとんど付けませんでした。春から低温、猛暑と微妙な気温の変化に樹は実を付けていく行程を考えたのでしょうか?これは、”シラカシ”。芸術村の庭の中で唯一”南方の樹”。大豊作!に小鳥も安心。





2010年12月21日火曜日

皆さま良いお年を!



わらび劇場は年内の公演を終了致しました
一年間支えて下さった皆様ありがとうございました!

来年はいよいよ
わらび座創立60周年

人に例えると還暦ですね
お客様や地域の皆様と共に歩む 
新たな物語の始まりです

お正月からエンジン全開で行きますよ!

楽しいお正月イベントの情報はこちら
http://www.warabi.or.jp/info/event/2011newyear.html

劇場では「ぷろぽーず」公演と合せて
正月恒例の「顔見世口上・舞踊」を行います

何と言っても60周年の幕開けを飾る公演
気合いの入らない訳はない!

60年に一度のチャンスです

皆さまのご来場をお待ちしております!



横沢産の曲がりねぎ使用。

先日テレビ番組の取材がありました。秋田朝日放送の土曜・朝のサタナビっ!という番組です。

『アポなし満遊紀』というコーナーでアポなしで県内を回るという企画で太田町で最終回を迎えるそうです(というより、太田町が最後だったようです・・・)

ところで、本当にアポなしでした。なかなか楽しいもんですね。ZENさんも塩地アナもテレビで見るのと変わらず素敵な方でスタッフの方々も丁寧な感じでした。

内容はというと、本当にアポなしだったので事前の情報が無く、あれよあれよという間に撮影が進んで行ってお帰りになられましたので正直よく分かりません。太田町の名産品である“横沢産の曲がりねぎ”に関する事のように思えます。

というのも最近レストラン爺森で、その曲がりねぎを使用した『手打ち南蛮そば』を始めました。

曲がりねぎは収穫まで2年程度かかり、あまり一般的に出回っていませんが、ある程度の消費を見越して、地元の生産者の方から確保していただいております。

非常にねぎ自体にも甘みがあり柔らかく、つゆに浸しても、そのまま生で味噌を付けて食べても美味しくお召し上がりいただけます。

サタナビっ!の放送はというと、今週の12/25(土)9:30~のどこかで放送されるようです。

どのような形になるか分かりませんが、是非ご覧ください。

2010年12月20日月曜日

鈴木裕樹・古関梓紀を応援する会

皆様こんにちは! フロント高橋です。



昨日12月19日はわらび劇場にて上演されております「ぷろぽーず」の今年最後の上演日(あとは来年1月1・2・3日を残すのみ)

その夜、ぷろぽーずのオールキャスト4名が勢ぞろいしたイベントが当奥羽山荘にて執り行われました。


   「鈴木裕樹・古関梓紀を応援する会」です。






太田町出身の鈴木裕樹さん、湯沢市出身の古関梓紀さんそれぞれの応援する会の皆様が一堂に会し、総勢80名の大忘年会となりました。

 
裕樹さんと梓紀さんの息の合ったハーモニー。 





磨美さんの「長持ちうた」。大変素晴らしかったです。



そして太田貢さんの舞!





エビぞり~!
40を過ぎた私には到底考えられないポーズ。


やっぱり体の柔らかさも役者さんには必要なんでしょうねー。

あと背キン。








そして最後は恒例のみんなで「ソーラン節」!



じつは良く見ると、裕樹さんのお父様、梓紀さんのお父様のお二方もステージ上でソーラン節してます。
 
という事で今回も、というか今回は特に湯沢市よりお越しの古関さんを応援する会のみなさんも含めまして、いつもよりも更に盛大な忘年会となったわけでございます。
 
今後のお二人のご活躍を祈念いたしまして会は盛会裏のうちに終了いたしました。
地元地域の皆様に応援していただけるという幸せ。 素晴らしいなーと思います。
どうか皆様、今後ともわらび座共々、応援をよろしくお願い致します。




2010年12月19日日曜日

真冬日でした。

昨日は朝マイナス5度、日中でもマイナス寒い一日、真冬日でした。
30センチほど積もったでしょうか。時折激しい風に吹き上げられて雪が
舞い上がり建物が見えなくなるほどでした。雪が積もると何故かほっとします。
これから4月までは雪の中「よしっ」と気合が沸いてくるのが不思議です。

一昨日はこんなに晴れていたんです。田沢湖方面に沈む夕日が山荘に
降り注ぎ赤く染まっていました。周りの木々も赤、駒ケ岳や雪面がピンクに
染まって綺麗、寒い中しばらく眺めていました

冬の駒ケ岳はこんな感じ。美しいけれど厳しさも伝わってくる冬の始まり。
スキー場オープンまではもう一降りほしいところ。長靴で雪の上を歩けるので
好き勝手に林の中を歩き回りました。

私だけかと思いきや足跡がありました。ここは田沢湖も見えるしテーブルと
ベンチには積もった雪もあってなかなか好い所です。でもそのうち1メーター
2メータと積もってくると行くのはなかなか大変でひたすら春を待つのみです。
この場所はフランス、グルノーブルからのお客様も気に入ったようで写真を
送って下さいました。

今日は好いお天気、気温も日中はプラス2度になりました。
駒ケ岳も田沢湖もスッキリと綺麗に見えています。

2010年12月18日土曜日

19日は年内千秋楽!


いよいよ今日19日は

☆☆☆ 年内千秋楽 ☆☆☆

思えば皆さま この一年
あんなこと こんなこと あったでしょう!
(ってどんなこと?)

何と言っても大劇場だけでも4作品
小劇場も加えると7作品の上演を行いました

4月17日「アトム」公演が1年の始まりでしたが
遠い昔の出来事のよう・・・

何はともあれ
今はとにかく感謝の気持ちでいっぱいです

ご来場いただいたお客様に

そして

この劇場へ関わったすべての皆様へ

心より感謝申し上げます

でもでも
お国言葉コメディ「ぷろぽーず」は
今回あくまで年内千秋楽

そうです
正月三が日が本当の千秋楽

まだチャンスは残っているのですよ!

ぜひ年の初めは

ご家族・ご親戚・ご友人お揃いで
たざわこ芸術村 わらび劇場へ!!


2010年12月15日水曜日

チェーホフ”人間賛歌”

今朝”コウコウ!”の声。雪雲の間から”白鳥”が数羽飛んで行きました。北海道、友人から”怪我をしたペアの白鳥が、群れから残り日本で越冬した”話を聞きました。東屋庭に何本か植えられた”ブナ”。土盛りされた表面に苔が生まれました。


小劇場庭の寒椿に雪。東北の雪は、やさしさに満ちています。雪は、来年を約束する”恵の水”。木々や大地に乗る雪は、命の生きる力を高めます。芸術村の、この一年刈った草も、取った草も、切った枝も樹木の廻りに敷きました。

民族芸術研究所庭、”南天”。木々の周りに敷き詰められた草や枝は、土として大地に戻ります。雪の重みで圧縮され、大地に住む微生物や、小さな生き物たちの生活を潤します。全ての生物の営みが又、木々を健やかに育てます。


”難を転じる”南天。雪の結晶の様な”シロタエギク”を飾りました。わらび劇場階段。すっかり雪で覆われる12月。プランターは倉庫へ、土は肥料を入れてシートで被い、雪の下で数ヶ月養生し、来年4/10オープンの劇場の階段を彩る花壇の土に!



”ニシキギ”に雪が乗りました。赤と白。ロシアの”マトリョーシカ”人形を思います。今日は、日中も-4℃。ナメコも冷凍状態(笑)。それでも生きている。大地の温かさ。お天道様の温もり。雨雪の温もり。地球は、やさしい。大地が生み出す”文化”。




2010年12月12日日曜日

毎日の様に雪が降っています。

朝の気温がマイナス2度、日中になっても0度。そんな日は何処を歩いても
霜柱を見つけられます。踏むとサクサクっと音がして崩れ、土と混ざって
とけていきます。
雪が積もるとこの霜柱も見えなくなってしまうのでほんの一時の事。
周りは枯れ草色。木々はすっかり葉っぱも落ちてスケスケ、そして殆どが
灰色の幹と枝。しかしよく見ると枝先にはしっかりとした冬芽がついています。

枯れ野の中で目立っているのはヤドリギ。オレンジ色の実をつけていました。
木へんに鳥という字らしい。ヤドリギは他の木に寄生してしか生きられない
からやはり木というべきか。冬になると一際目立ってイギリスあたりでは
クリスマスの飾りにするらしい。そして高血圧や動脈硬化の薬にもなるとか。
花言葉は「征服」だそうです。

今朝はマイナス2度、吐く息が真っ白でした。
少し雪も積もってあの霜柱も見えなくなってしまいました。

2010年12月10日金曜日

イルミネーション in太田中学校

ちょっと用事があったついでに撮らせていただきました。地元の大仙市立太田中学校のイルミネーションです!!

映りが悪い、というか腕が悪くてすみません。非常に見えにくいですが実際は結構キレイです。

毎年この期間に点灯しているようです。意味もなく夜に近くを通りかかって、車を停めて眺めることもあります。

この画像では伝わらないと思うので、皆様も是非足をお運びください。そして、帰りに奥羽山荘で入浴&食事をお楽しみください。