2009年11月29日日曜日

冬枯れの山でバッキャ採り。

冬バッキャを採りに行って来ました。春の雪どけまでに皆様に召し上がって
いただけるようにとバッキャ味噌にするためです。
雪は降っていなくても11月末、吹く風は寒く肌にしみこんできます。

ふと上を見上げると枯れ草が好い感じです。ヌルヌルした岩肌との
バランスもいい。そして思うのです。「あの上はどうなっているんだろう?」
けっこう興味が湧いてしまいます。少し前はその興味が強いとついつい
行ってしまうのですが歳も歳なのでぐっと我慢して眺めるのみ。

雪が降っても積もっても、バッキャは重い雪の下で春を待っています。

いったん降った雪がとけたので赤みがかったかたい蕾が薄緑色になって
少し膨らんできました。日のあたらない所のバッキャは赤くてかたくて
丈夫そう。ほんの数メートルでも場所によって違うもんですね。
もうすぐ雪に覆われて4月までの長い雪ノ下生活、じっと耐えて力を蓄える。
私達もそんな気分になってきました。

2009年11月28日土曜日

きららか夕食メニュー

きららかの夕食メニューが変更になりました。
今回はその一部をご紹介いたします。
ご夕食は魚介類中心に全11品となります。
一番の特徴は秋田・男鹿の風物詩「鰰(ハタハタ)」と
漁醤「しょっつる」を使用した強肴でしょうか。
この二つの相性は抜群です。
先 付  角切り林檎と干葡萄の白和え(写真左)
先 付  焼き牡蠣のポン酢ジュレ掛け(写真右)
八 寸  鰰唐揚げ  鮭麹漬け  いくら  茶振なまこの山掛け 
      車海老旨煮  干無花果  丸十柚子煮  金時生姜
      ぜんまいカステラ  真奈鰹西京焼き  酢橘
      黒豆クリームチーズ茶巾 
強 肴  船川港水揚げ 鰰の塩魚汁鍋
      冬の菜  豆腐  笹葱

暖炉

いよいよ本格的な暖炉のシーズンがやって参りました。奥羽山荘・レストラン爺森にある暖炉も着火を致しております。

夏の間にせっせと薪を集めに奔走した成果が発揮される時がやって来ました。


ロッキングチェアーも備え付けておりますが、中々の雰囲気を醸し出しております。

レストランをご利用のお客様で、腰をかけてお休みの方が続出しております。

レストラン爺森の冬メニューと暖炉の雰囲気で心も体も温まりますヨ!!

光りを灯す!

朝夕グッと冷え込み、ストーブが恋しくなってきました。たざわこ芸術村の庭は、それでも日中ポカポカとして、作業しながら暑くて、フウフウ言っています(笑)。DAF(デジタルアートファクトリー)玄関前のノースポール。可憐です。雪にも耐え、春また咲く生命力溢れる花たち!
菊が、椿にバトンを渡しました。しらかばの庭。ホテル裏、厨房食材園から。”花を終えた菊”は、切り戻し、次の冬至芽を育てます。来年、何倍にも咲く様に!”鉢菊”は、切り戻し、地面に移植します。来年2010年の秋を華やかに今準備します。

実は、ここ10年で、初めて”花”を見せてくれました。椿かな?サザンカかな?寒椿かな?ただ今追跡中!!


蕾(つぼみ)の形。葉の形。樹形。樹高。花の咲くスピードが、カギ!



昨日、雨の中、イルミネーションが設置されました。手が、かじかむほどの寒さです。夜17時5分!田沢湖ビールレストランをバックに美しく”灯”が灯りました。21時まで毎日、点灯されます。楽しい音楽まで聴こえてきそうです。ぜひ!本物を見に来てください!そして、イルミネーションのトンネルをくぐってみましょう!




キューピットの初お披露目


みなさま、こんにちは☆☆

今朝の秋田魁新報の朝刊を見た方には、「あっ・・」と気づいた方もたくさんいることと思いますが(もしうっかり見逃した・気づいていなかったら是非読んでね)、今回はじめて、冬の小劇場キューピットはどこ!?の記事が新聞デビューしました☆☆

何度かDMでも流していますが、今度の冬は今注目を浴びているB1グルメの全国大会に過去多数出場、ついに前回は4位を獲得した「あいがけ神代(ジンダイ)カレー」の物語なのです。ジンダイっていうのは、この劇場のある地域の地名なんですよっ!つまり、すっごい地元から、このB1グルメが発信されていたのです。すごいでしょう??ブームになる前から、ブームにちゃんと乗っていたのです、神代はっ。
  
 でも、なんか今年、たまたまB1グルメが注目されていて、なんかいい感じ。うふふ。

 前売チケットは順調に売れています。クリスマスDMが届いた一部の方には告知していますが、おかげさまで先行割引チケットは完売です。
 続けて出した観劇+カレーセット3,000円→2,500円 もいい感じです。折角だから、カレー食べたいもんね。通常前売だと2,300円のところ200円プラスでカレーも食べれるなんてオトクでしょう?サラダ+スープ+コーヒーも付いてるんだよ☆施設もいろいろ選べます。詳しくはDMを見てね。DMが欲しい人はご一報ください。

 あと、DMのクリスマスプレゼントの応募も早速いっぱい来て、ありがとうございます。結構びっくり。当選された方にはきちんと発送させていただきますからね。当たった人はせっかくなので、併せてカレーも楽しんでください。
 

2009年11月25日水曜日

忙しい!12月!!

雪囲いをドンドン仕上げながら、横目で”雑草”に気付く。(笑)ゆぽぽ温泉の中から見える庭。白と黒の川の流れ沿いには、この暖かな日差しを受けて次々と命が芽吹きます。雪囲いが終ったら又、1000の草取りが始まります。この作業は、春の準備なのです。

ドリルの音!遊歩道に何やら”アーチ”が製作されておりました。通称”スギッチ兄さん!クリスマスが来たらここに、イルミネーションのトンネルが!楽しみです。たざわこ芸術村企画の製作。

ゆぽぽ内庭へ戻ります。先週ご紹介しました”シシガシラ(獅子頭)”本当にカエデの仲間です。今日の紅葉の姿をアップにしてみました。お客様には、遠目にしか見えませんが、作業をしていると、こんなに近くで見ることが出来ます。


雪囲いをしながら、またまた、横目でチラリ。白と黒の石を覆う様に折り重なった落葉。これを雪が来る前に全て取り除きます。石が沈んでしまう為、そおっと、そおっと、つま先で歩きながらの作業です。12月は、雪で全てが覆われる前の細やかな作業が、びっしりです。



珍しい!青空!!。化石館ソヨゴの樹の下から、約1mの位置で、見上げるとこんな風に見えます。青い空!白い雲!キラキラ光る赤い実。このソヨゴも移植を控えています。あ~ん!時間がたりない!!!




2009年11月24日火曜日

出張、石焼鍋講習会


先日、地元中学校にて
当館料理長とスタッフ数名が
男鹿の郷土料理、石焼鍋の出張講習を行いました。


郷土のことを学ぶ授業の一環ということで
数年前からお手伝をさせていただいてます。
講習会の内容は、

石焼鍋についての歴史、
使う石やお魚の説明、
そして、実際にみんなで作っておいしくいただく
ということを、生徒さんたちとともにやらせていただきました。

生徒さんたちの好奇心あふれる目がとても印象的でした
このような機会をいただき、ありがとうございます。
ちなみに、石焼鍋は
宿泊時の追加料理として
お召し上がりいただくこともできます。

1台 7875円(3~4人前) 
3日前までの要予約

詳しくはお問合せください。

2009年11月22日日曜日

根雪になりそうです。

夏、山荘の前にいっぱい咲いていたウバユリ。今はこんな感じです。
ドライフラワーにするとこれがなかなかいいのです。知っている方は
人目もはばからずニコニコしてとっていきます。

木々の葉っぱもすっかり落ちて、かちっとした冬芽が寒さに耐えています。
草花も枯葉色。この雪は根雪になりそうです。「もう一度融けてくれると
いいのになー」長い冬を前にまだまだ心と身体の準備ができていません。
一面真っ白になるのももうすぐです。
もう今から5ヶ月先の春が待ち遠しい私達なのです。


雪が降る前にキャッチした大きなカエルさん。近づくとのそのそとゆっくり
逃げていきます。止まるとピタッと石みたいにじっとしていてこちらの様子を
うかがっているみたい。この目つきがそんな感じがするんです。
触ろうとするとこれまた「わかってるんだから」と言わんばかりにさっと
逃げて行ってしまいました。今頃何処にいるのでしょう?

みんなみんな、今か今かと春を待っています。

2009年11月21日土曜日

原太郎(おやじさん)命日。

11/15は、おやじさん(原太郎)、わらび座創立者の命日でした。秋田は、グングン冷え込みが厳しくなってきました。小劇場(旧記念館)の庭に”カンツバキ(寒椿)”が、咲き始めました。おやじさんは、今年105歳。先人の残してくれた希望の言葉は、今を生きる勇気につながります。
民族芸術研究所。ここには、わらび座の歴史が、ぎゅうっと詰まっています。ナンテン。寒さが、色に磨きをかけました。向うに見えるのは、田沢湖ビールレストラン。クリスマスに田沢湖ビールの料理を”お持ち帰り!”出来るなんて!夢でした。ビールレストランのお料理は、最高!です。


同じ研究所庭。シャクナゲ。その名も”プレジデント.ルーズベルト”。この寒さの中”花芽”を大きく育てています。春美しい花たちは、秋に準備、冬を耐え忍び、開花していきます。命は、ずーっと昔からそうして生きてきました。


芸術村の敷地内に、原太郎”おやじさん”の植えたブナの樹があります。若い芽が育ち、皆が助け合い、舞台は、”人々が言えない心を変わりに言うんだ”と言う事を教えてくれました。”頼んだよ”今も、おやじさんのやさしい瞳を覚えています。このブナも傷だらけになりながら、太く大きく育ちました。樹は、林に!そして森に!庭の通知表は、鳥たちが採点してくれます。



遊歩道にある、ブルーベリー!紅葉。これは、”ジャージー”と言う品種です。おやじさん、見てますか?地ビール、温泉、ブルーベリー、庭、奥羽山荘、きららか。どこにも、助け合いの心が生きています。




ベトナム歌劇団がくる☆☆

みなさま、おひさしぶりです。

大変長らくブログの更新をしておらず、すみませんでした。

でも、新しいNEWSです。

もうすぐ皆様のお手元に行く正月企画DMにも同封されておりますが、
12月13日(日)に「日メコン交流年2009」の公式イベントとして、日本とベトナムとの交流を「わらび座」で実施することになりました!

ベトナム国立音楽舞踊団の方々と舞子班・チーム夢のメンバーの夢のジョイント(??)
※正確には、一緒に踊ったりするわけではないのですが、舞子班やチーム夢の歌舞・角館の「飾山ばやし」、あとベトナムの踊りとかが一度に観られます!・・・ちょっとイメージしにくいけど・・・。

何がいいって、何しろフリー。
つまりタダ。
無料。
いいねえ~。

ただし予約が必要ですよ。
電話一本ください。
メールでもいいですよ。↓↓
予約センター 0187-44-3939
劇場メール gekijyo@warabi.oe.jp

詳しくは下記を参照。
チラシもPDFで御覧頂けます。
http://www.warabi.jp/topic.php?1258682575

混雑すること必至なので、早めに予約してくださ~い。

2009年11月17日火曜日

紅葉の不思議!

サツキやツツジに”紅葉”する物があります。ホテル前庭。化石館正面。いつもブライダルベールのように咲くサツキ。”君の名は?”。品種がわかると、秋の紅葉もイメージして植えられます。秋の庭が、また、すばらしい!!だから、知りたい。
”ウラジロノキ”。暖かそうな、しっかりとした茶色い葉。真っ赤な実!10年前、木の実は、黄色で落ちていました。黄色の実なら”キミノウラジロノキ”。赤い実なら”ウラジロノキ”。ここ10年でやったことは、”土壌改良”。つまり、山と同じ環境を造る事!落葉を1mも敷き詰めても,雪が圧縮しました。


今年、たざわこ芸術村のドウダンツツジは、紅葉しました。何をしたかというと、”早目の刈込み”。新芽の芽吹きと冷え込み、自然のタイミングが、ピタリと合いました。けれど、近隣の庭で、もっともっと美しいドウダンツツジの紅葉を知っています。ここは、”地温”が、高い。美しさは、メリハリにあり!


ゆぽぽ内庭の雪囲いも始めました。今年の秋は長い・・・といった人がありました。ゆっくり紅葉し、今まさに美しさを独り占めしているのが”シシガシラ”(獅子頭)カエデ。オレンジに染まっています。毎年こんなに美しくは、なりません。造園の仕事は、まだ始まったばかり!謎だらけ。



㈱わらび座造園作業場も冬支度をしています。冬支度とは?ここ一帯が、雪に2mほど埋め尽くされます。降る雪に、合わせて、屋根からの落雪です。雪の下でも耐えるものは、こちら。雪が降っても咲くものは、こちら。春雪融けと共に咲くものは、室内へ。あれっ?コナラって、紅葉するんだっけ?あれっ?




2009年11月14日土曜日

腐造(ふぞう)と絆”

わらび劇場で上演中の”舞子の蔵”をもう一度観る機会が、ありました。まるで、お酒が完成に近づくかの様に舞台が味を醸し出していました。庭では、冬、雪の圧力を借りて腐葉土にしていく”落葉かき”が、始まりました。落葉樹の葉”全て”が、樹を生かす土になります。宝です!!東屋庭。
花が美しく咲く瞬間。今日は、一日雨。雨に打たれても打たれてもむしろ美しさを増して行きます。酒は生き物、”命の水なんだ!”。杜氏の言葉が胸に響きます。どんな事が起きても、生きる道を探し続ける。その一瞬が、酒に命を吹き込んでいく。後は、目を閉じて耳を澄ます。心の耳!
暖かな日に、アジサイの雪囲いを終えました。エコニコ農園のブルーベリーも着々と雪囲いが進んでいます。命と向き合う仕事。縄で縛りながら、雪の重みを想定し、また、根を取ろうと足を伸ばす枝は、そのまま地面に残します。来年の春の想像!夏をイメージしての作業です。


ゆぽぽ玄関前、プランター。シロタエギクとパンジーのツーショット!!。クリスマスをイメージさせる”シロタエギク”は、寒くなるほど、雪を乗せた様な白い模様が浮き立ちます。このパンジーは、春植えた苗が、種を飛ばし咲いたパンジー。花を種で栽培出来るメカニズムを追っています!



イチョウのじゅうたん!”舞子の蔵”では、舞子が、何度も何度も人生の岐路に立ちます。けれど、酒があり、蔵があり、”良いものを造りたい!という夢が散りばめられていました。”腐造”を助けた、”もろみ”。自分自身の中にある”生きる力!誰が、どう助け、完成へ向かうのか?舞台に立つ一人一人が、
良いお酒に仕上がる絆の様でした。ホテル厨房食材園から。




2009年11月11日水曜日

おくの細道原風景!

今日は、一日雨。葉を落とし、次へ命のバトンを渡し眠りに付くもの。この寒さを、”待ってました!”と言わんばかりに、葉も実も色鮮やかさを増すもの。民族芸術研究所庭から。ナンテン。和の美しさ!
たざわこ芸術村の庭は、紅葉から落葉が始まり、もう見れないかな~?と思っていましたら、ここ”奥羽山荘”動物舎”の庭です。小学一年生が抱き上げると、こんなに大きいジャンボうさぎ!その周りで、イタヤカエデが燃えるように紅葉しています。(黄色)

こちらは、たざわこ芸術村の庭。アメリカアカガシ。クリスマスのヒイラギに似ています。暖かいので、地面の葉は、青々としています。いろんな樹種、特性があります。茶色に染まる?のは、タンニン。”渋み”のある樹種。ドングリ系です。タンニンは、ワインの中にも含まれる成分です。


奥羽山荘モリボの里。動物舎付近は、人の手をかけない、自然を残すよう造られていて、懐かしい風景が一杯!これは、イタヤカエデの葉。横にビヨ~ンと広がっている葉が、特徴です。たざわこ芸術村を基点にすると”四季の時間差”を楽しめます。奥羽山荘では、手打ち蕎麦も楽しめます。



このイタヤカエデの樹齢を調べてみようと思います。樹齢は、盆栽学で計る事が出来ます。葉が落ちてから。径約1m80cm!枯葉の道、そよぐ風。霧立つアカマツの林。歩いて文学を生み出した先人達。松尾芭蕉。宮沢賢治。”歩いてみよう!触ってみよう!”。動物舎は、11月一杯まで入園できます。




2009年11月8日日曜日

初雪です。

11月2日、午後4時頃から降り始めた雪が次の日には積もって3~4センチ
ほど。駒ヶ岳はすでに何回か白くなっていましたがここは初雪です。

仙台からのお客様が「帰れるかなー、夏タイヤだからなー」と心細そう。
少しゆっくりめのチェックアウトをおすすめしました。
道路の雪は凍っていなくて大丈夫でしたがツルンとタイヤが空転して
ほんのちょっぴりスリップして坂道を登っていきました。


いったん降った雪も今日はとても好いお天気ですっかり消えて山荘は晩秋、
何処も彼処も枯葉で敷きつめられています。
木々の葉っぱも落ちて今まで見えなかった田沢湖や隣のお家もよく見える
ようになりました。ちょっと恥ずかしいような気がするほどスケスケです。

これから冬支度。長ーい冬の始まりが足元までやってきました。

2009年11月7日土曜日

立冬。

染まったかと思うと毎日違うグラデーション。東屋庭から”ブナ”の紅葉。茶色だけのグラーデーション。オレンジだけのグラデーション。木々の一年。”秋”。本当に魅せてくれます。
台風18号で倒れた”ケヤキ”の大木の一部は、東屋の新しい椅子に大変身!今日は、ポカポカいい天気。乾いたカサカサ音を立てる庭は、元気なお客様でにぎわっています。ケヤキの椅子にチョンと乗ったのは”フォルテ君”。走るの大好き!!

ダリアが終了。菊が満開!今日は、外でランチにしましょう。あ~味噌汁が、美味い!


しっかり根付きました。鉢で育てる菊は、ちょっと苦戦!今年は、みんな地植えにしてあげましょうね。



お天道様が、こんなにうれしい!全ての生き物が深呼吸する。今朝の気温は、5℃。手が切れる様な寒さでした。ただ今19℃。グ~ッと気温が上がり、また夜には、冷え込みます。ほんの一時の安らぎ。宝物の時間。




2009年11月4日水曜日

今大切な事!

田沢湖ビールレストラン庭。アキギク。カツラの樹の下に移植して3年。今年は、一度切り戻して分岐させました。日々稽古、生涯稽古。日々観察、日々実験、日々検証。答えは、自然が教えてくれる。たくさんの命。
これ!”ヨドガワツツジ”の紅葉です。花は、薄紫で、初夏の頃いつも注目されるツツジの1つ。まだまだ、名前を追跡?している樹木が多いのですが、紅葉の仕方も見極めのポイント!です。落葉するもの、常緑のもの。それぞれに個性があります。

遊歩道沿い。ムラサキシキブ(紫式部)の原種です。虫を食べる鳥が居て、鳥たちには、雑木さえ住居です。一本の杭も50年の時間をかけて太く育ちます。樹を切る事は、いつでも出来る。樹も枝も、切ってしまえば又、50年のロス。毎日、庭と会話します。


寒い日。暖かな日。この繰り返しは、”冬から春へ”の気候と似ています。ラベンダーが咲くこともあります。アジサイ、山吹、ツツジも咲くことが、あります。”かわもを吹く風は、今日もまた冷たいが...”寒さは、命を高めます。



ホテルに隣接する”化石館”の庭。ソヨゴ。赤い実が、風にソヨソヨ揺れます。ホテル前の庭にシダが、あります。化石館の中には、1500万年を遡る、地球の歴史の語り部”サトウボラ”が、あります。海は、全ての命の母なり。立ち止まると、そこに発見!そこに感動!です。